「クラウン220系のホイールナットは、何N・mで締めればいいの?」
「自分でタイヤ交換するときの締め付けトルクを知りたい」
15代目クラウン220系のホイールナット締め付けトルクは、103N・m(1050kgf・cm)です。
タイヤ交換では、ホイールナットを感覚だけで強く締めるのではなく、トルクレンチを使って規定値で管理することが重要です。
この記事では、クラウン ARS220/AZSH20/AZSH21/GWS224のホイールナット締め付けトルク、タイヤ交換方法、社外ホイール装着時の注意点を紹介します。
クラウン220系とは?
クラウン(CROWN)は、トヨタを代表するセダンです。
主な世代は次のとおりです。
- 13代目:S20#系(2008年〜2012年)
- 14代目:S21#系(2012年〜2018年)
- 15代目:ARS220/AZSH20/AZSH21/GWS224(2018年〜2022年)
この記事では、2018年に登場した15代目クラウン、いわゆる220系を対象にしています。
- メーカー:トヨタ
- 車名:クラウン
- 型式:ARS220/AZSH20/AZSH21/GWS224
- 販売時期:2018年〜2022年
クラウン220系の締め付けトルク
クラウン220系のホイールナット締め付けトルクは次のとおりです。
ホイールナット締め付けトルク:103N・m(1050kgf・cm)
タイヤ交換では、最後にトルクレンチを使って規定値で締め付けます。
夏タイヤからスタッドレスタイヤへ交換する場合も、車両側の規定トルクは103N・mです。
タイヤ交換に使用する工具
- トルクレンチ
- ホイールナットレンチや十字レンチ
- ジャッキ
- 輪止め
- 作業用手袋
タイヤ交換は、平坦で硬く安定した場所で行ってください。
トルクレンチで締め付けを管理する

トルクレンチは、設定した締め付けトルクでホイールナットを管理するための工具です。
締め付け不足によるナットの緩みや、締めすぎによるハブボルトやナットの損傷を防ぐために使用します。
クラウン220系では、トルクレンチを103N・mに設定します。
トルクレンチの使い方はこちらでも紹介しています。

クリック式トルクレンチは最初のクリックで止める
クリック式トルクレンチは、設定したトルクに達すると「カチッ」という音や感触で知らせます。
最初にカチッとしたところで力を止めてください。
設定値に達すると、それ以上締まらなくなる工具ではありません。
何度もカチカチと締め続けると、必要以上に締め付ける可能性があります。
クラウン220系のタイヤ交換方法

タイヤ交換の大まかな流れは次のとおりです。
- 平坦で安全な場所へ車を停める
- パーキングブレーキをかける
- 輪止めを使用する
- ホイールナットを少し緩める
- 指定されたジャッキアップポイントへジャッキをかける
- タイヤが地面から少し浮くまで車体を上げる
- ホイールナットを外す
- タイヤを交換する
- ナットを手で仮締めする
- 車体を下ろす
- 対角線順に2〜3回に分けて締める
- 最後にトルクレンチで103N・mに仕上げる
ジャッキは、必ず車両指定のジャッキアップポイントへかけてください。
ガレージジャッキを使用する場合も、受け皿の位置や車高に注意してください。
ホイールナットは最初に手で締める
ホイールを取り付けたら、最初にすべてのナットを手で回して仮締めします。
手でスムーズに入らない場合は、ナットが斜めに入っている可能性があります。
その状態で工具を使って無理に締め込むと、ハブボルトやナットのネジ山を傷める可能性があります。
違和感がある場合は、一度外して正しく入れ直してください。
5穴ホイールは対角線順に締める

クラウン220系は5穴ホイールです。
ホイールナットは、隣同士ではなく対角線方向へ順番を移しながら締めます。
1個のナットだけを最初から強く締めず、2〜3回に分けて均等に締めてください。
最後にトルクレンチを使用して、すべてのナットを103N・mで確認します。
純正ホイールナットのソケットサイズ
クラウン220系の純正ホイールナットには、一般的に21mmのソケットを使用します。
ただし、社外ホイールや社外ナットへ変更している場合は、17mmや19mmなど別のサイズが使用されることがあります。
実際に装着されているナットを確認してから工具を用意してください。
トヨタ純正アルミホイールのナット形状に注意
クラウン220系の純正アルミホイールでは、座金付きの平座ナットが使用されている仕様があります。
一方、多くの社外アルミホイールでは、60度テーパー座のナットを使用します。
そのため、社外ホイールへ交換するときは、純正ナットをそのまま使用できるとは限りません。
- 純正ホイール:純正指定ナットを使用
- 社外ホイール:ホイールメーカー指定ナットを確認
ホイールとナットの座面形状が合っていることを必ず確認してください。
ナットやハブボルトに油を塗らない
ホイールナットやハブボルトのネジ部へ、オイルやグリースを塗らないでください。
潤滑された状態では、同じトルクでも締め付け力が変化し、必要以上に締め付けられる可能性があります。
油分が付着している場合は、拭き取ってから取り付けてください。
インパクトレンチだけで本締めしない
インパクトレンチを使用すると、ホイールナットの脱着を効率よく行えます。
ただし、インパクトレンチだけでは正確なトルク管理ができない場合があります。
最後はトルクレンチを使用して、103N・mで確認してください。
スタッドレスタイヤでも103N・m
クラウン220系にスタッドレスタイヤを装着する場合も、車両側の規定トルクは103N・mです。
スタッドレス用に社外ホイールを使用する場合は、ホイールに適合するナットを使用してください。
タイヤ交換後は空気圧も確認する
タイヤ交換後は、ホイールナットだけでなくタイヤ空気圧も確認してください。
クラウン220系はグレードや装着タイヤサイズによって指定空気圧が異なる場合があります。
指定値は、運転席ドア開口部などにあるタイヤ空気圧ラベルを確認してください。
タイヤ交換後に確認すること

タイヤ交換後は、次の項目を確認してください。
- 5個すべてのナットを103N・mで締めたか
- 締め忘れがないか
- ホイールとナットの座面形状が合っているか
- タイヤ空気圧が適正か
- 走行時に異音や振動がないか
よくある質問
Q. クラウン220系の締め付けトルクは?
A. 103N・m(1050kgf・cm)です。
Q. クラウン220系の型式は?
A. ARS220、AZSH20、AZSH21、GWS224があります。
Q. 220系クラウンは何年式?
A. 2018年から2022年まで販売された15代目クラウンです。
Q. 純正ナットのソケットサイズは?
A. 21mmが一般的です。社外ナットへ変更している場合は異なることがあります。
Q. スタッドレスタイヤでも103N・m?
A. 車両側の規定トルクは103N・mです。社外ホイールの場合は、使用するナットの適合も確認してください。
まとめ|クラウン220系の締め付けトルクは103N・m
クラウン ARS220/AZSH20/AZSH21/GWS224のホイールナット締め付けトルクは、103N・m(1050kgf・cm)です。
今回のポイントは次のとおりです。
- 220系クラウンは2018年〜2022年
- 主な型式はARS220/AZSH20/AZSH21/GWS224
- 締め付けトルクは103N・m
- 純正ナットは21mmソケットが一般的
- 5穴ホイールは対角線順に締める
- ナットは2〜3回に分けて均等に締める
- 最後はトルクレンチで103N・mに仕上げる
- 社外ホイールではナットの座面形状に注意する
- ナットやハブボルトに油を塗らない
- タイヤ交換後は空気圧も確認する
タイヤ交換では、感覚だけで強く締めるのではなく、車両ごとの規定トルクを確認することが重要です。
DIYでタイヤ交換を行うときの参考にしてください。
