エマーソンのトルクレンチ EM-29が価格も安くておすすめ!トルクの変更はできる?

車のホイールナットの締め付けトルクは決まっています。

クルマのホイールのナットには、「規定のトルク」があります。

ナットの締め付けトルクはメーカーや車種によって異なり、正確なトルクを確認するにはトルクレンチが必要。

締め付けのトルク確認にはトルクレンチを使用するのが基本です。

エマーソン トルクレンチセット EM-29

トルクレンチセット
トルクレンチは、所定のトルクでねじを締め付けるための専用工具。

自分でタイヤ交換する方は、持っていいた方がいいのが「トルクレンチ」

トルクレンチは、締め付け不足や締め過ぎによる問題や締め付け時の個人差によるバラつきを防ぐために使います。

いろいろな商品がありますが、初めて使用するなら、低価格で必要な機能が揃っているエマーソン トルクレンチセット EM-29がおすすめです。

トルクレンチEM-29はどんな商品?

エマーソン・トルクレンチEM-29はセットになっていて、ソケットなどが付属しています。

トルクレンチは、ソケットもついているので、そのまま使用することができます。

トルクレンチセット

エマーソンのトルクレンチはケースに入っています。

ソケットは5個ついていました。

  • 24ミリソケット
  • 21ミリソケット
  • 19ミリソケット
  • 17ミリソケット
  • 14ミリソケット

 
トルクレンチセットには、エクステンションもついて長さを調整できます。

トルクレンチの先端部分に、ソケットを差し込んで使用します。

ヘッド

ソケット差込角は12.7mm

ラチェット部には回転方向の切り替えスイッチがあり、回転方向を切り替えできます。
 
また、エマーソン・トルクレンチEM-29は、トルク値も変更できます。

EM-29は、40~200N・mの間で変更可能

初期値は103N・m (1050kgf・cm)に設定してありました。

締め付けトルク

初期値は103N・mですが、トルクの値は変更が可能です。

最初は黄色いテープで固定され103N・mになっていました。

【トルクの変更方法】

  • グリップの底にあるストッパーを半時計方向に回してロックを解除します。
  • グリップ部分を回して設定値を決めます。
  • グリップのストッパーをロックします。

 
車によってトルク値は異なるので、車に合わせてトルクを変更してください。

エマーソンのトルクレンチEM-29は、1年保証です。

トルクレンチの値

締め付けトルク

トルクレンチEM-29のトルクの値はN・m(ニュートンメーター)で表示されています。

従来の単位はkgf・mですが、EM-29はSI単位のN・m表記になっています。

【数値の変換】
1kgf・mは9.8N・m
10.5kgf・mは103N・m

N・mに変換するときは以下の式で可能です。

〇〇N・m= 〇〇kgf・m × 9.80665N・m
 
締め付けトルクは、メーカーや車種によっても変わり、特に外車はボルトサイズも違うことがあります。

トルクレンチの使い方

ジャッキアップ

タイヤ交換は、ジャッキアップをして、ナットを緩めてタイヤを交換します。

タイヤが浮いたら、ナットを緩めてタイヤを交換します。

締め付け

ホイールナットは、対角線上に締めつけていき、最後にトルクレンチを使用して締めつけします。

トルクレンチを使用して力をかけていくと、指定のトルクの所でカチカチと音がして、それ以上トルクがかからないようにしてくれます。

トルクレンチ

トルクレンチを使用すると適切な強さでホイールナットを締めることができます。

トルクレンチは、最後の締め付けの際に使用します。
 
トルクレンチで締め付けるトルク値は、車によって異なりますので規定のトルクで締め付けます。

注意点として、トルクレンチを使用しているからといって、思いっきり力をかけると締めすぎになるので注意してください。

トルクレンチの価格は、3600円~なので、このようなトルクレンチを1本持っているとトルク管理が簡単で、タイヤ交換後も安心できます。

タイヤを自分で交換する際には、トルクレンチなどでトルク管理をして、しっかり締め付けの確認してください。

スポンサードリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です