ジムニー ノマド(NOMAD)は、JB74型ジムニーをベースにした特別仕様モデルです。
ホイール仕様は基本ジムニー共通のため、タイヤ交換時には既定の締め付けトルクで確実に固定することが重要です。
目次
ジムニー ノマドの締め付けトルク
- 対象:ジムニー ノマド(JB74ベース)
- 推奨締め付けトルク:約100 N・m(10.0 kgf・m)
- ネジ径:M12×P1.25(スズキ軽・小型共通)
- ナット座面:テーパー座
- 六角サイズ:19mm
※上記はジムニー(JB64)/ジムニーシエラ(JB74)の整備値を元にした基準。
NOMAD専用ホイールの場合はメーカー指定トルクを優先。
エマーソン(Emerson) トルクレンチ トルク対応レンジ 40〜200N・m トルク精度 ±4% 12.7mm (1/2インチ) 103N...
締め付けトルクを守らないとどうなる?
- 締めすぎ: ハブボルトの伸び・破損・固着
- 弱すぎ: 走行中の振れ・ガタ・脱輪リスク
- 均等でない: ハンドル振動/センターが出ない
オフロード走行では負荷が大きく、適正トルクの重要性はさらに高まります。
おすすめトルクレンチ
迷ったら信頼性重視。
ジムニーのトルク管理に使いやすいモデルです。
トルクの値は細かく設定できるため、他の車でも使うことができます。
規定のトルク値に設定して締め付けてください。
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エマーソン(Emerson) トルクレンチの使い方はこちら
正しい締め付け手順|100N・m
- ナットを手で奥までねじ込む
渋さがある場合は無理に締め込まない。 - 十字/対角(クロス)パターンで仮締め
均等に密着させるうえで必須。 - トルクレンチを100N・mに設定し、本締め
クリック反応後は押し込まない。 - 100km走行後に増し締め
特にオフロード使用車は必須。
※インパクトのみでの本締めは締め過ぎの原因になるためNG。
おすすめトルクレンチ
ホイール交換を自分で行うなら必須。ジムニーの安全性はトルク管理で決まります。
社外ホイール装着時の注意点
- 純正と同じテーパー座ナットを使用すること
- アルミホイールは締めすぎに弱い → 特に注意
- ホイールメーカー指定トルクがある場合は必ず優先
- スタッドレス・MT/ATタイヤ交換時も基本値は100 N・m
Q&A|よくある質問
Q1. NOMAD専用ホイールでも100N・m?
A. 基本は同じですが、ホイールによってメーカー指定がある場合はそれを優先。
Q2. 冬タイヤでもトルクは変わらない?
A. 変わりません。材質より座面形状・締めすぎに注意。
Q3. オフロード走行後も増し締めすべき?
A. はい。特に走行衝撃が多いため再確認推奨。
まとめ|ジムニー ノマドの締め付けトルク
- 締め付けトルク:100 N・m(10.0 kgf・m)
- ナット座面:テーパー座/19mm
- ネジ径:M12×P1.25
- 100km走行後は必ず増し締め推奨
ジムニー ノマドはオフロードを楽しめる仕様だからこそ、ホイール固定トルクの管理が安全性を大きく左右します。
DIY交換時も必ずトルクレンチで確認しましょう。
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