【タント(LA600)のホイールナットの締め付けトルク】タイヤ交換時の規定トルク値

タントカスタム

タイヤ交換をする時に重要なナットの締め付けトルク。

「タントのホイールナットの締め付けトルクはどれぐらいなのか?」

ナットの締め付け具合が分からないかもしれません。

ここでは、タントのタイヤ交換に必要なホイールナットの締め付けトルクを紹介します。

タントの型式・年式

ダイハツの人気軽自動車がタントです。

タントカスタム

【タントの種類】

  • 初代タント(L350S/L360S型 2003年-2007年)
  • 2代目タント(L375S/L385S型 2007年-2013年)
  • 3代目タント(LA600S/LA610S型 2013年-2019年)
  • 4代目タント(LA650S/LA660S型 2019年 – )

 
ここでは、3代目タント(LA600S/LA610S型 2013年-2019年)の「ホイールの締め付けトルク」について書いています。
 

ホイールナットの締め付けトルク

車のホイールは、ホイールナットで固定されています。

タイヤを取り付ける際には、ホイールをナットで締めつけるが必要あります。
 
ナットを締め付ける力は決まっていて、規定トルクがあります。
 
タントのホイールナット締め付けは、トルクレンチを使用して行うといいです。

トルクレンチは、所定のトルクでねじを締め付けるための作業用工具。

トルクレンチ

タイヤ交換時の締め付けトルクを確認するには、「トルクレンチ」が必要です。
 
トルクレンチは、自分でタイヤ交換する方は、持っていいた方がいいです。

クルマのホイールのナットには、「規定のトルク」というものがあります。

車のナットは、適当に締めればいい、というのではないので注意して下さい。

ナットの締め付け不足による緩みや、締め過ぎによる破損や、締め付けの個人差によるバラつきを防ぐために使います。

トルクレンチ

トルクレンチを使用して、力をかけていくと、指定のトルクの所でカチカチと音がして、それ以上トルクがかからないようにしてくれます。

トルクレンチを使用すると、適切な強さでホイールナットを締めることができます。
 
【使用する工具】

  • トルクレンチ
  • 十字レンチなど
  • ジャッキ

 
作業時には、手袋があったほうがいいです。破損や怪我に注意してください。
 

エマーソン トルクレンチの使い方はこちら

エマーソンのトルクレンチ EM-29が価格も安くておすすめ!トルクの変更はできる?

2021年6月18日

タントのナットの締め付けトルク

タイヤの交換は、ジャッキアップをして、ナットを緩めてタイヤを交換します。

純正のジャッキは、ラゲッジの下に入っています。

車の車体下部のジャッキアップポイントにジャッキをかけて車を持ち上げます。

タイヤが浮いたら、ナットを緩めてタイヤを交換します。

ジャッキアップ

ホイールナットは、対角線上に締めつけていき、最後にトルクレンチを使用して締めつけします。
 

※トルクレンチで締め付けるトルクは車によって異なります。
 

タントの、締め付けトルクは、103N・m (1050kgf・cm)です。
 
タントのナットのソケットは、21ミリになります。
 

トルクレンチの値を103N・m (10.5kg・m)に設定して締めつけてください。

トルクレンチ

注意点として、トルクレンチを使用しているからといって、思いっきり力をかけると締めすぎになるので注意してください。

タイヤを自分で交換される際には、トルクレンチなどでトルク管理をして、しっかり締め付けの確認してくださいね。
 

上記のトルクレンチは、トルクを変更できます。
(28~210N・mの間)
 
トルクレンチの価格は、4000円~なので、このようなトルクレンチを1本持っているとトルク管理が簡単で、タイヤ交換後も安心できます。
 
作業時は、パーツの破損や怪我に注意して作業してください。
 
自分でパーツの取付け、車いじり、DIY作業に挑戦してみるのも楽しいかもしれません。

タイヤ交換時の締め付けトルクはこちら
⇒ タントのタイヤ空気圧
⇒ タントのバッテリーサイズと交換方法
 
パーツ取付け、車いじり、DIY作業の参考になればと思います。

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