タントカスタムLA600S/LA610Sのエアコンフィルターは、助手席側のグローブボックス奥にあります。
工具を使わずに交換できる車両が多いですが、グローブボックスのツメやフィルターカバーは樹脂部品なので、力を入れる向きには注意が必要です。
この記事では、2016年式のタントカスタムLA600系を例に、エアコンフィルターの外し方、取り付け時の向き、交換前に確認したいポイントを紹介します。
この記事で交換するタントカスタム LA600S
今回作業する車は、3代目タントカスタムのLA600系です。

作業車両
| メーカー | ダイハツ |
|---|---|
| 車名 | タントカスタム |
| 型式 | LA600S/LA610S系 |
| 作業車両 | 2016年式 |
LA600S/LA610S系のタントカスタムは、2013年10月から2019年7月ごろまでの3代目モデルです。
エアコンフィルターは車種、年式、型式で適合品番が変わることがあります。購入前には、車検証の型式と商品の適合表を必ず確認してください。
エアコンフィルターの場所
タントカスタムLA600系のエアコンフィルターは、助手席前のグローブボックスの奥にあります。

グローブボックスは、車検証や小物を入れておくことが多い収納部分です。
このグローブボックスを外すと、奥にエアコンフィルターのカバーが見えます。
国産車の多くは助手席グローブボックス奥にエアコンフィルターがありますが、固定方法やフィルターの向きは車種ごとに違います。
タントカスタムLA600系も、無理にこじらず順番に外すのがポイントです。
交換前に確認すること
作業前に、以下を確認しておくと失敗しにくいです。
- 新しいフィルターがLA600S/LA610S系に適合しているか
- フィルターに上下やAIR FLOWなどの向き表示があるか
- グローブボックス内の荷物を出してあるか
- エンジンとエアコンを停止しているか
- 樹脂部品を強くこじらない作業スペースがあるか
<使用する工具>
タントカスタムLA600系のエアコンフィルター交換は、基本的に工具なしで作業できます。
ただし、手を入れる場所が狭いので、気になる方は薄手の作業手袋があると安心です。
エアコンフィルターの交換方法
まず、助手席側のグローブボックスを開けます。
グローブボックスを開いた状態で、左右の端を内側に少し押し込み、ストッパー部分をかわしながら手前へ引き出します。

グローブボックスは左右のツメで引っかかっています。下側もフック状に固定されているため、上側のストッパーを外してから、手前に引いて外します。
詳しい外し方はこちらの記事

グローブボックスを外すと、奥にエアコンフィルターのカバーが見えます。

この状態になれば、エアコンフィルターを交換できます。
次に、黒いプラスチックのフィルターカバーを外します。

カバーはツメで固定されています。ツメ部分をつまむようにしてロックを外し、カバーを取り外します。
カバーを外すと、奥にエアコンフィルターがあります。

フィルターは手でつまんで引き抜けます。
古いフィルターを抜く前に、取り付けられていた向きを見ておくと、新しいフィルターを入れるときに迷いにくいです。
フィルターの向きに注意
エアコンフィルターには、上下や風の流れを示す矢印が書かれていることがあります。

取り付けるフィルターによって、表示が「UP」の場合と「AIR FLOW」の場合があります。
- UP表示:矢印を上向きにして取り付ける
- AIR FLOW表示:空気の流れる向きに合わせる
商品によって表示の意味が違うため、フィルター本体やパッケージの説明を確認してから取り付けてください。
外したエアコンフィルターです。

装着されていたエアコンフィルターは、表面が黄色のタイプでした。
エアコンフィルターには、標準タイプ、脱臭タイプ、抗菌タイプなどいろいろな種類があります。
価格や在庫は変わるため、購入前に現在の販売ページと適合情報を確認してください。
エアコンフィルターの取り付け手順
新しいエアコンフィルターを、向きを確認してケース内へ差し込みます。

フィルターを奥まで入れたら、フィルターカバーを元の位置に取り付けます。
カバーのツメがきちんとかかっていることを確認し、最後にグローブボックスを戻します。
グローブボックスを戻したら、開閉に引っかかりがないか確認してください。
作業後にエアコンを動かし、風量や異音、においに違和感がなければ交換完了です。
交換時期の目安

エアコンフィルターは、1年に1回、または走行距離10,000kmごとの交換が目安とされることが多いです。
ただし、次のような使い方では汚れやすいため、早めの点検がおすすめです。
- 花粉や黄砂の多い時期によく乗る
- 交通量の多い道路を走ることが多い
- 車内のにおいが気になる
- エアコンの風量が弱く感じる
- 中古車購入後、一度も交換歴が分からない
フィルターが詰まると、風量低下やにおいの原因になることがあります。
冷房や暖房の効きが悪いと感じるときは、エアコン本体の故障だけでなく、フィルターの汚れも確認してみてください。
作業時の注意点
タントカスタムLA600系のエアコンフィルター交換は難しい作業ではありませんが、次の点には注意してください。
- グローブボックスを強く引っ張りすぎない
- フィルターカバーのツメを折らないようにする
- フィルターの向きを確認してから入れる
- 適合しないフィルターを無理に押し込まない
- 作業後にカバーとグローブボックスが確実に戻っているか確認する
DIY作業を定期的に行う方は、このようなアイテムがあると便利です。
自分でパーツの取り付けやメンテナンスに挑戦する場合は、無理をせず、外れにくいと感じた時点で一度構造を確認してください。
タントのパーツの外し方まとめ
⇒ 【タントカスタムLA600】パーツの取り外しや交換方法
まとめ
タントカスタムLA600S/LA610Sのエアコンフィルターは、助手席側グローブボックスの奥にあります。
作業の流れは、グローブボックスを外し、フィルターカバーを外し、古いフィルターを抜いて新しいフィルターを入れるだけです。
大事なのは、適合品番とフィルターの向きを確認することです。
向きが違うと正しく取り付けできないことがあるため、フィルター本体の表示と説明書を見てから作業してください。
今回は、タントカスタムLA600系のエアコンフィルター交換方法を紹介しました。交換時の参考にしてください。


