40系ヴェルファイアのホイールナットの締め付けトルクは？

「新型ヴェルファイアに買い替えたけど、スタッドレスタイヤは前の車のものが使える？」

「30系と同じトルクで締めていいの？」

「40系ヴェルファイアの正確な締め付けトルクを知りたい！」

そんな疑問をお持ちの新型ヴェルファイアオーナーの方へ。

2023年6月に発売された4代目ヴェルファイア（40系）は、従来モデル（30系まで）とホイールナットの締め付けトルクが大きく変更されています。

0系と違い、ハブボルトのサイズやPCDも変更されているため、これまでの知識では不十分です。

この記事では、40系ヴェルファイアの正確な締め付けトルク値から、30系との重要な違い、安全な作業手順まで、DIYでタイヤ交換をする方に必要な情報を分かりやすく解説します。

1 【重要】40系は30系までと大きく異なります
2 ホイールナットの締め付けトルクとは
3 ヴェルファイアの型式
- 3.1 40系ヴェルファイア
4 ヴェルファイアのタイヤ交換方法
- 4.1 トルクレンチの選び方
5 30系オーナーが40系に乗り換える際の注意点
6 まとめ

【重要】40系は30系までと大きく異なります

新型ヴェルファイア（40系）では、タイヤ交換に関する重要な仕様が大幅に変更されています。

＜30系までとの主な違い＞

締め付けトルク：103N・m → 140N・m
ハブボルトサイズ：M12×1.5 → M14×1.5
PCD：114.3 → 120
ソケットサイズ：21mm（変更なし）

つまり、30系ヴェルファイアで使用していたホイール、スタッドレスタイヤ、ホイールナットは、40系では一切使用できません。

トルクレンチも140N・mに対応するものを選んでください。

エマーソントルクレンチセット EM-29 ソケット5個付(14/17/19/21薄口ロング/24mm)+エクステンションケー...

3,999円(11/07 08:12時点)

Amazon 楽天市場 Yahoo

Amazonの情報を掲載しています

ホイールナットの締め付けトルクとは

車のタイヤを取り付ける際には、ホイールをナットで締め付けて固定する必要があります。

タイヤ交換時の締め付けトルクを確認するには、「トルクレンチ」が必要です。

トルクレンチは、所定のトルクでねじを締め付けるための専用工具。

特に、自分でタイヤ交換をする方は、「トルクレンチ」を持っておいた方がよいです。

トルクレンチは、締め付け不足による緩みや、締め過ぎによる破損、締め付けの個人差によるバラつきを防ぐために使います。

車のホイールナットには「規定トルク」があります。
適当に締めればいいというわけではないので注意してください。

トルクレンチを使用すると、指定トルクに達したとき「カチッ」と音がして、それ以上力が加わらないようになります。

これにより、誰でも一定の力でナットを締められます。

エマーソンのトルクレンチ EM-29が価格も安くておすすめ！トルクの変更はできる？

2021年6月18日

ヴェルファイアの型式

＜ヴェルファイアの種類＞

初代ヴェルファイア 20系（2008年-2015年）
2代目ヴェルファイア 30系（2015年 – 2023年）
3代目ヴェルファイア 40系（2023年6月- ）

※兄弟車はアルファードです。

ここでは、3代目ヴェルファイア（40系）のホイール締め付けトルクを紹介します。