ランドクルーザープラド150系のタイヤを自分で交換するときに、確認しておきたいのがホイールナットの締め付けトルクです。
車体が大きいプラドでも、「強く締めれば安心」というわけではありません。
「150プラドの締め付けトルクは何N・m?」
「トルクレンチは何N・mに設定する?」
「ナットを締める順番は?」
この記事では、ランドクルーザープラド150系のホイールナット締め付けトルクと、タイヤ交換時の注意点を紹介します。
結論からいうと、150系ランドクルーザープラドのホイールナット締め付けトルクは103N・m(1050kgf・cm)です。
ランドクルーザープラド150系
ランドクルーザープラド150系は、2009年9月に登場した4代目プラドです。
- メーカー:トヨタ
- 車名:ランドクルーザープラド
- 型式:150系
- 主な型式:TRJ150W/GRJ150W/GDJ150W・GDJ151W
- 登場:2009年9月
この記事では、150系ランドクルーザープラドのタイヤ交換時に必要なホイールナット締め付けトルクを中心に紹介します。
150系プラドの締め付けトルクは103N・m

ランドクルーザープラド150系のホイールナット締め付けトルクは、103N・m(1050kgf・cm)です。
タイヤ交換後は、トルクレンチを103N・mに設定してホイールナットを締め付けます。
感覚だけで締めるのではなく、規定トルクを設定できるトルクレンチを使用するのがおすすめです。
タイヤ交換にはトルクレンチを使用する

トルクレンチは、設定した力でボルトやナットを締め付けるための工具です。
ホイールナットを感覚だけで締めると、締め付け不足や締めすぎにつながる可能性があります。
自分でタイヤ交換をする場合は、規定値を確認できるトルクレンチを用意しておくと安心です。
トルクレンチの使い方はこちらの記事で紹介しています。

150系プラドのタイヤ交換手順

タイヤ交換は、安全で平坦な場所で行います。
パーキングブレーキをかけ、必要に応じて輪止めを使用し、車両が動かない状態にしてから作業してください。
1.ジャッキアップ前にナットを少し緩める
車体を持ち上げる前に、交換するタイヤのホイールナットを少しだけ緩めておきます。
この段階では、ナットを完全には外しません。
2.指定されたジャッキポイントで車体を持ち上げる
車両の取扱説明書でジャッキアップポイントを確認し、正しい位置にジャッキをセットします。
タイヤが地面から離れるまで車体を持ち上げます。
車体の下に入る作業は行わないでください。
3.ホイールナットを外してタイヤを交換する
タイヤが浮いたらナットを外し、タイヤを取り外します。
新しいタイヤを取り付ける前に、ホイールと車体が接触する部分に大きな汚れや異物がないか確認します。
4.ナットを手で仮締めする
タイヤを取り付けたら、ホイールナットを最初は手で回して取り付けます。
途中で引っかかったり、急に回りにくくなったりした場合は、工具で無理に締め込まず、ネジ山を確認してください。
6個のナットを一度に強く締めるのではなく、対角方向を意識しながら均等に仮締めします。
5.103N・mで本締めする

タイヤが接地するまで車体を降ろしたら、トルクレンチを103N・mに設定します。
ホイールナットは1個だけを最初から強く締めるのではなく、対角方向を意識して数回に分けて締め付けます。
最後に、すべてのナットが103N・mで締め付けられていることを確認します。

クリック式のトルクレンチでは、設定値に達した合図が出たら、それ以上力を加えないようにします。
何度も強く「カチッカチッ」と鳴らす必要はありません。
150系プラドのホイールナットは21mm
150系プラドの純正ホイールナットを外す場合は、21mmのソケットを使用します。
今回の作業でも21mmのソケットを使用しています。
ただし、社外ホイールナットへ交換されている車両ではソケットサイズが異なることがあります。
作業前に現在装着されているナットを確認してください。
純正ホイールと社外ホイールではナットに注意
150系プラドに社外ホイールを装着している場合は、締め付けトルクだけでなくホイールナットの適合も確認する必要があります。
確認したいポイントは次の通りです。
- ネジ径・ピッチ
- ナットの座面形状
- ナット外径
- ソケットサイズ
- ホイールメーカーの指定
純正ホイール用ナットを社外ホイールへそのまま使用できるとは限りません。
ナットのネジが入ったとしても、座面形状が合っていなければ正しく固定できない可能性があります。
社外ホイールを使用する場合は、ホイールメーカーが指定するナットを確認してください。
インパクトレンチだけで本締めしない
タイヤ交換ではインパクトレンチを使用することもありますが、本締めをインパクトレンチだけで済ませるのは避けた方が安心です。
工具の出力や使い方によっては、規定の103N・mを大きく超えて締め付けてしまう可能性があります。
インパクトレンチを使用した場合でも、最後はトルクレンチを使って締め付けトルクを確認してください。
ナットのネジ部にオイルやグリースを塗らない
ホイールナットやハブボルトのネジ部へ、安易にオイルやグリースを塗らないようにしてください。
潤滑された状態では、同じトルク値でもボルトへかかる力が変わり、必要以上に締め付けられる可能性があります。
ネジ部に油分が付着している場合は、状態を確認してから取り付けます。
タイヤ交換後は空気圧も確認する

タイヤ交換が終わったら、ホイールナットだけでなくタイヤの空気圧も確認してください。
150系ランドクルーザープラドのタイヤ空気圧はこちらの記事で紹介しています。
まとめ|150系プラドの締め付けトルクは103N・m
ランドクルーザープラド150系のホイールナット締め付けトルクは、103N・m(1050kgf・cm)です。
- 締め付けトルク:103N・m
- 純正ナットのソケット:21mm
- ナットは対角方向を意識して数回に分けて締める
- 最後はトルクレンチで確認する
- インパクトレンチだけで本締めしない
- 社外ホイールはナットの座面形状にも注意する
プラドは6本のホイールナットでタイヤを固定していますが、強く締めればよいというものではありません。
タイヤ交換を自分で行う場合は、トルクレンチを使用して規定値で締め付けることが重要です。
タイヤ交換後は空気圧も確認しておきましょう。
