スープラのタイヤ交換の際には、ホイールをナットで締め付けて取付します。
「スープラの締め付けトルクはどれぐらいなのでしょう?」
ここでは、スープラDB型(A90)のホイールナットの締め付けトルクを紹介していきます。
スープラDB型(A90)
スープラは、トヨタのスポーツカーです。
1978年に販売された初代スープラから始まり、現在5代目スープラになっています。
ここでは、5代目スープラ DB型(2019年-)について書いています。
- メーカー:トヨタ
- 車名:スープラ
- 型式:DB型(A90)
- 年式:2019年
<使用する工具>
・トルクレンチ
・十字レンチなど
・ジャッキ
作業時には、手袋があったほうがいいです。破損や怪我に注意してください。
トルクレンチでトルク管理
スープラのホイールナットの締め付けトルクは決まっています。
締め付けのトルク確認にはトルクレンチを使用します。
タイヤ交換時の締め付けトルクを確認するには、「トルクレンチ」が必要です。
自分でタイヤ交換する方は、持っていいた方がいい工具が「トルクレンチ」です。
トルクレンチは、締め付け不足による緩みや、締め過ぎによる破損など、締め付けの個人差によるバラつきを防ぐために使います。
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車のナットは、適当に締めればいい、というのではないので注意して下さい。
トルクレンチを使用して、力をかけていくと、指定のトルクの所でカチカチと音がして、それ以上トルクがかからないようにしてくれます。
トルクレンチを使用すると適切な強さでホイールナットを締めることができます。
エマーソン トルクレンチの使い方はこちら
タイヤの交換方法とトルク値
タイヤの交換は、ジャッキアップをして、ボルトを緩めてタイヤを交換します。
ただし、スープラはジャッキアップポイントが異なります。
フロントメンバーとデフでジャッキアップします。
タイヤはランフラットタイヤが装着され、パンクした状態でも走行できるようになっていて、基本的に自分でシャッキアップする事はありません。
また、タイヤ空気圧は車内で確認できます。
ホイールボルト
国産車の多くはホイールナットが使われていますが、スープラ DB型(A90)はボルト式です。
純正ホイールボルト:M14×P1.25
60°形状
ボルトの頭は17HEX。
17mmのソケットが必要です。
ボルトの締め付けトルクは?
※トルクレンチで締め付けるトルクは車によって異なります。
スープラのナットのソケットは、17ミリなので、17ミリのソケットを装着してナットを締め付けます。
トルクレンチの値を147N・m(14kgf・m)にセットして締めつけてください。
タイヤ交換後は100キロぐらい走行してから再度、締め付けトルクを確認してください。(ホイールナットが緩んでいないかの確認)
タイヤを自分で交換される際には、トルクレンチなどでトルク管理をして、しっかり締め付けの確認してくださいね。
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上記のトルクレンチは、トルク値を変更できます。(40~210N・mの間で変更可能)
トルクレンチの価格は、4000円~なので、このようなトルクレンチを1本持っているとトルク管理が簡単で、タイヤ交換後も安心できます。
タイヤ交換時はタイヤの空気圧もチェックしてください。
取り付けはこのようなアイテムを使用するといいかもしれません。
作業時は、パーツの破損や怪我に注意して慎重に作業してください。
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