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キャリイDA16Tのホイールナット締め付けトルクは?19mmソケットと交換時の注意点

スズキ・キャリイ

スズキ・キャリイのタイヤ交換をするときに確認したいのが、ホイールナットの締め付けトルクです。

「キャリイは何N・mで締める?」

「ホイールナットは何mm?」

「社外ホイールでも同じナットを使える?」

ホイールナットは、強く締めればいいわけではありません。

締め付け不足はナットの緩みにつながり、反対に締めすぎるとハブボルトやホイールを傷める可能性があります。

この記事では、現行型を含むキャリイDA16Tのホイールナット締め付けトルク、ナットサイズ、トルクレンチを使った締め付け方法、社外ホイール装着時の注意点を紹介します。

※この記事は主にDA16T型キャリイを対象にしています。旧型キャリイは仕様が異なる可能性があるため、車両の取扱説明書を確認してください。

目次

キャリイDA16Tのホイールナット締め付けトルク

キャリィ

キャリイDA16Tのホイールナット締め付けトルクは、85N・m(8.7kgf・m)です。

主なホイールナット仕様は以下の通りです。

項目内容
車種スズキ キャリイ
主な対象型式DA16T
締め付けトルク85N・m(8.7kgf・m)
ネジサイズM12×P1.25
純正ナットの二面幅19mm
ホイール穴数4穴
PCD100mm

スズキの取扱説明書では、ホイールナットの締め付けトルクを**85N・m(870kgf・cm)**としています。

トルクレンチを使用する場合は、85N・mに設定して締め付けます。

純正ナットでは19mmソケットを使用します。

ただし、社外ホイールへ交換している車両では、使用しているナットによってソケットサイズが異なる場合があります。

作業前に実際のナットを確認してください。

タイヤ交換にはトルクレンチを使用する

トルクレンチ

ホイールナットを規定値で締めるには、トルクレンチを使用するのがおすすめです。

通常のホイールナットレンチや十字レンチだけでは、どれぐらいの力で締めているのか正確には分かりません。

締めすぎると、

  • ハブボルトを傷める
  • ネジ山を傷める
  • ホイールのナット座面を傷める

といった原因になります。

反対に締め付けが不足すると、走行中にホイールナットが緩むおそれがあります。

「できるだけ強く締める」のではなく、85N・mで均等に締めることが重要です。

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キャリイで使用するトルクレンチは、85N・mに設定できる商品を選びます。

純正ホイールナットの場合は、19mmソケットが使用できることも確認してください。

キャリイのタイヤ交換に必要な工具

自分でキャリイのタイヤ交換をする場合は、主に以下の工具を使用します。

  • トルクレンチ
  • 19mmソケット
  • ホイールナットレンチまたは十字レンチ
  • ジャッキ
  • 輪止め
  • 作業用手袋

車載工具の有無や内容は、車両の仕様によって異なる場合があります。

作業を始める前に、必要な工具がそろっているか確認してください。

キャリイのホイールナットを締める手順

トルクレンチ

キャリイは4穴ホイールです。

ホイールナットは1本ずつ最初から強く締めるのではなく、対角線になる順番で均等に締めていきます。

1. ホイールを取り付ける

タイヤを取り付ける前に、ホイールとハブの接触面を確認します。

泥や異物、著しいサビなどが付着している場合は取り除きます。

ホイールを車両へ取り付けたら、ナットを最初は手で回します。

途中で引っかかったり、急に固くなったりする場合は、無理に工具で締めないでください。

ネジ山が正しくかみ合っていない可能性があります。

2. 対角線順に仮締めする

4本のナットを手で取り付けたら、ホイールナットレンチなどで対角線順に軽く締めます。

この段階では、本締めする必要はありません。

ホイールが均等にハブへ取り付くように締めていきます。

3. タイヤを地面に接触させる

ジャッキをゆっくり下げ、タイヤが地面に接触する状態にします。

車両が動かないことを確認してから、トルクレンチを使用します。

4. トルクレンチを85N・mに設定する

トルクレンチを85N・mに設定します。

対角線順に、2〜3回に分けてナットを締めていきます。

設定したトルクに達すると、プレセット型トルクレンチでは「カチッ」という音や手応えがあります。

カチッとしたら、それ以上力を加えないでください。

何度もカチカチと締める必要もありません。

エマーソンのトルクレンチを使う場合

キャリイのタイヤ交換には、85N・mを設定できるトルクレンチが使用できます。

現在紹介しているエマーソンのトルクレンチも、キャリイの85N・mに対応できるモデルであれば使用可能です。

ニューレイトン エマーソン EM-29 トルクレンチ 【40~200N・mプリセットタイプ】

使用するときは、必ず85N・mに調整してから締め付けます。

エマーソンのトルクレンチの詳しい使い方はこちらの記事で紹介しています。

インパクトレンチだけで本締めしない

電動インパクトレンチがあると、タイヤ交換の作業時間を短縮できます。

ただし、ホイールナットの最終的な締め付けまでインパクトレンチだけで行うのは避けた方がいいです。

強く締めすぎると、85N・mを大幅に超えてしまう可能性があります。

基本的には、

インパクトレンチで脱着・軽い仮締め
↓
最後にトルクレンチで85N・m

という使い方が分かりやすいです。

インパクトレンチを使用した場合も、最後はトルクレンチで締め付けトルクを確認してください。

ホイールナットにオイルやグリースを塗らない

ホイールナットやハブボルトのネジ部分へ、自己判断でオイルやグリースを塗るのは避けてください。

潤滑された状態では摩擦が変化し、同じ85N・mで締めても通常とは異なる締め付け状態になる可能性があります。

ネジ部分に油分などが付着している場合は、車両の取扱説明書に従って処置してください。

基本的には、車両メーカーが指定する状態で締め付けます。

社外ホイールを装着するときはナットにも注意

キャリイは、スタッドレスタイヤ用ホイールや社外アルミホイールへ交換することも多い車です。

社外ホイールへ交換するときは、タイヤサイズだけでなくホイールナットも確認してください。

ネジサイズを確認する

DA16Tキャリイのホイールナットは、M12×P1.25です。

M12でもP1.5のナットは使用できません。

スズキ車用として購入する場合も、必ずネジピッチを確認してください。

ナットの座面形状を確認する

キャリイ純正ホイールでは、ナットのテーパー面とホイール側のテーパー面が接触して固定されます。

社外ホイールでも60度テーパー座を採用する製品は多いですが、すべてのホイールが同じ仕様とは限りません。

ホイールメーカーが指定するナット形状を確認してください。

ネジ径とピッチが合っているだけでは、正しく取り付けられない場合があります。

ナットの長さも確認する

社外ホイールへ交換するときは、ナットの全長やネジのかかり具合にも注意が必要です。

短すぎるナット、ハブボルトが内部で底付きするナットなどは使用できません。

必要なネジかかり量は使用するナットによっても異なるため、ナットメーカーやホイールメーカーの適合情報を確認してください。

軽トラック用ホイールの規格にも注意

キャリイは軽トラックです。

社外ホイールを選ぶときは、サイズやデザインだけでなく、車両用途に対応したホイールであることを確認してください。

商用車向けの適合については、ホイールメーカーの適合表を確認するのが確実です。

タイヤ交換後は50〜100kmを目安に再確認

タイヤ・ホイールを交換したあとは、しばらく走行してからホイールナットの締め付け状態を確認するのがおすすめです。

目安は50〜100km走行後です。

再確認するときも、トルクレンチを85N・mに設定します。

規定トルクに達している場合は、それ以上締め付ける必要はありません。

特に、

  • 夏タイヤからスタッドレスタイヤへ交換した
  • スタッドレスから夏タイヤへ戻した
  • 新しいホイールへ交換した

といった場合は、交換後の再確認を行っておくと安心です。

キャリイの締め付けトルクでよくある疑問

よくある疑問

キャリイの締め付けトルクは何N・m?

DA16Tキャリイのホイールナット締め付けトルクは85N・mです。

トルクレンチを85N・mに設定して締め付けます。

ホイールナットは何mm?

DA16Tの純正ホイールナットは19mmです。

純正ナットを使用している場合は、19mmソケットを使用します。

社外ナットではサイズが異なる場合があります。

ホイールナットのピッチは?

DA16TキャリイはM12×P1.25です。

ナットを購入するときは、M12×P1.25であることを確認してください。

トルクレンチがなくても交換できる?

ホイールナットレンチでもタイヤの交換自体はできますが、正確な締め付けトルクを確認できません。

スズキの取扱説明書でも、トルクレンチを使用せずにタイヤ交換した場合は、できるだけ早くスズキサービス工場で締め付けトルクの点検を受けるよう案内しています。

自分で定期的にタイヤ交換をするなら、トルクレンチを用意しておくと便利です。

インパクトレンチだけで締めてもいい?

最終的にはトルクレンチで確認するのがおすすめです。

インパクトレンチは脱着には便利ですが、締めすぎる可能性があります。

最後は85N・mに設定したトルクレンチで確認してください。

スタッドレスタイヤでも85N・m?

車両側の締め付けトルクは85N・mです。

ただし、社外ホイールや社外ナットを使用している場合は、ホイール・ナットメーカーの取扱説明書や適合情報も確認してください。

指定内容に違いがあり判断できない場合は、ホイールメーカーや販売店へ確認してから取り付けるのが安全です。

荷物を多く積む場合は締め付けトルクを強くする?

積載量によって、自己判断でホイールナットの締め付けトルクを強くする必要はありません。

規定値の85N・mで締め付けます。

荷物を積んで使用する車だからこそ、規定トルクを守り、タイヤやホイールの状態を定期的に確認することが重要です。

まとめ|キャリイDA16Tは85N・mで締め付ける

キャリイDA16Tのホイールナット締め付けトルクは、85N・m(8.7kgf・m)です。

タイヤ交換時に確認したいポイントは以下の通りです。

  • 締め付けトルク:85N・m
  • ネジサイズ:M12×P1.25
  • 純正ナットの二面幅:19mm
  • 4本のナットを対角線順に締める
  • 2〜3回に分けて均等に締める
  • 最後はトルクレンチで確認する
  • 交換後50〜100kmを目安に再確認する
  • 社外ホイールは対応ナットも確認する

ホイールナットは「強く締めれば安心」というものではありません。

規定トルクで均等に締めることが重要です。

自分でタイヤ交換を行う場合は、85N・mを設定できるトルクレンチを用意しておくと締め付け管理がしやすくなります。

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