クラウンクロスオーバーのタイヤ交換をするときに、「ホイールボルトは何N・mで締める?」「普通のクラウンと同じ?」「ナットではなくボルト式?」と迷うことがあるかもしれません。
クラウンクロスオーバーは、従来のホイールナットではなくホイールボルトを使用するタイプです。
トヨタ公式取扱説明書では、ホイールボルトの締め付けトルクは140N・mと指定されています。
この記事では、クラウンクロスオーバーのホイールボルト締め付けトルク、タイヤ交換時の締め付け手順、純正・社外ホイール使用時の注意点を紹介します。
クラウンクロスオーバーの締め付けトルクは140N・m

クラウンクロスオーバーのホイールボルト締め付けトルクは、140N・mです。
- 車種:クラウンクロスオーバー
- 型式:AZSH35/TZSH35など
- 締め付けトルク:140N・m
- 締結方式:ホイールボルト式
2022年発売時のクラウンクロスオーバーでも、トヨタ公式取扱説明書にも140N・mと記載されています。
2026年モデルでも同じ140N・mが指定されています。
タイヤ交換時は、最後にトルクレンチを使用して規定値へ合わせてください。
クラウンクロスオーバーはホイールボルト式
クラウンクロスオーバーでは、従来のトヨタ車で多かった「車体側からスタッドボルトが出ていて、ホイールナットを締める方式」と異なります。
ホイール側からボルトを差し込み、ハブ側のねじ穴へ締め込むホイールボルト式です。
そのため、タイヤ交換時にはホイールを保持しながらボルトを取り付ける必要があります。
トヨタ公式では、タイヤ交換時に使用するガイドピンについても案内しています。
特に大径ホイールは重量があるため、DIYで交換する場合は無理をせず、安全に作業してください。
純正ホイールには専用ホイールボルトを使用
クラウンクロスオーバーの純正ホイールを取り付ける場合は、そのホイールに適合するトヨタ純正ホイールボルトを使用します。
トヨタ公式取扱説明書では、純正品であっても、他車種や異なる年式・型式のホイールボルトを使用しないよう注意されています。
見た目が似ていても、ボルトの形状や座面が異なる場合があります。
クラウンシリーズだから同じボルトが使える、と判断しないことが重要です。
ホイールボルトの正しい締め付け手順

タイヤを取り付けるときは、一度に1本だけ強く締めるのではなく、ホイールが均等に密着するよう順番に締めていきます。
- ホイールとハブの接触面の汚れを確認する
- ホイールをハブへ正しく取り付ける
- ホイールボルトを手で軽く締める
- すべてのボルトを仮締めする
- 車体を下ろす
- 対角方向を意識して数回に分けて締める
- トルクレンチを140N・mに設定して最終確認する
トヨタ公式取扱説明書でも、ホイールボルトを決められた順番で2〜3度に分けて締め付け、最終的に140N・mで締める手順が案内されています。
トルクレンチは140N・mに設定

クラウンクロスオーバーのタイヤ交換では、最終締め付けにトルクレンチを使用します。
設定値は140N・mです。
トルクレンチを使用するときは、一気に力をかけるのではなく、ゆっくり力を加えます。
設定トルクに達したら、それ以上強く締め込まないようにしてください。
トルクレンチの使い方はこちらも参考にしてください。

インパクトレンチだけで本締めしない
インパクトレンチは、ホイールボルトを素早く取り付けたり外したりするときには便利です。
ただし、インパクトレンチだけで最終締め付けまで行うと、過剰なトルクになる可能性があります。
最終的な締め付けはトルクレンチで140N・mに合わせるのが基本です。
ボルトや座面にオイル・グリースを塗らない
ホイールボルトのねじ部や、ホイールとの接触面にオイルやグリースを塗るのは避けてください。
トヨタ公式でも、ホイールボルトや球面座部分へオイル・グリースを塗らないよう注意されています。
潤滑された状態で規定トルクまで締めると、必要以上の締め付け力がかかり、ボルトやハブ、ホイールを傷める可能性があります。
油分が付着している場合は、取り付け前に拭き取ってください。
社外ホイールを装着する場合の注意点
クラウンクロスオーバーへ社外ホイールを取り付ける場合は、純正ホイールとは条件が異なる可能性があります。
特に確認したいのは次のポイントです。
- 車両への適合
- 使用するホイールボルト
- ボルトのねじ径・長さ
- ホイールの座面形状
- ボルト頭部と工具サイズ
- 指定されている締め付け条件
トヨタ公式でも、工場出荷時以外のホイールを装着する場合は、ホイールの購入先へ確認するよう案内されています。
純正ボルトがそのまま使えるとは限りません。
社外ホイールを購入するときは、「クラウンクロスオーバー対応」だけでなく、使用するボルトまでセットで確認してください。
タイヤ交換後は締め付けトルクを確認
タイヤ交換が終わったら、すべてのホイールボルトが140N・mで締め付けられているか確認します。
トヨタ公式取扱説明書でも、タイヤ交換後は速やかに締め付けトルクを確認するよう案内されています。
「交換後100kmで必ず増し締め」と一律に決めるのではなく、使用するホイールやボルトの取扱説明書、販売店の指示も確認してください。
クラウンクロスオーバーのタイヤサイズ
クラウンクロスオーバーには複数のタイヤ・ホイールサイズがあります。
トヨタ公式取扱説明書では、次のサイズが確認できます。
- 225/60R18
- 225/55R19
- 225/45R21
ホイールサイズが異なっても、純正仕様のホイールボルト締め付けトルクは140N・mです。
よくある質問
Q. クラウンクロスオーバーの締め付けトルクはいくつ?
A. トヨタ公式指定値は140N・mです。
Q. ホイールナットですか?
A. いいえ。クラウンクロスオーバーはホイールボルト式です。
Q. インパクトレンチだけで締めてもいい?
A. 最終締め付けはトルクレンチで規定トルクを確認するのがおすすめです。
Q. スタッドレスタイヤでも140N・m?
A. 純正仕様のホイールを適合する純正ボルトで装着する場合は140N・mです。社外ホイールの場合は、使用するホイールとボルトの適合条件を購入先やメーカーへ確認してください。
Q. 100km走ったら増し締めが必要?
A. トヨタ公式取扱説明書では、タイヤ交換後に速やかに締め付けトルクを確認するよう案内されています。社外ホイールを使用する場合は、そのメーカーや販売店の指示も確認してください。
まとめ|クラウンクロスオーバーは140N・m
クラウンクロスオーバーのホイールボルト締め付けトルクは、140N・mです。
- 締め付けトルク:140N・m
- 締結方式:ホイールボルト式
- 純正ホイール:適合する専用純正ボルトを使用
- 最終締め付け:トルクレンチで確認
特に注意したいのは、クラウンクロスオーバーが従来のホイールナット式ではないことです。
純正ホイールでは専用ホイールボルトを使用し、他車種用の純正ボルトを流用しないようにしてください。
社外ホイールの場合は、ホイールとボルトの適合を購入先やメーカーへ確認してから取り付けるのが確実です。