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プリウス50系のバッテリーの形状は?価格はいくら?

「プリウス50系のバッテリーを自分で交換したい」

「補機バッテリーのサイズは何?」

プリウス50系には、ハイブリッドシステムを動かすための駆動用バッテリーとは別に、12Vの補機バッテリーが搭載されています。

今回紹介するのは、この補機バッテリーの交換です。

プリウス50系の補機バッテリーは欧州規格のLN1が使用されています。

この記事では、プリウス50系(ZVW50系)の補機バッテリーサイズ、搭載位置、交換方法、交換時の注意点を紹介します。

目次

プリウス50系とは?

プリウスは、トヨタを代表するハイブリッド車です。

  • 初代:NHW10/NHW11型
  • 2代目:NHW20型
  • 3代目:ZVW30型
  • 4代目:ZVW50系
  • 5代目:MXWH60/ZVW60系

この記事で紹介するのは、4代目プリウスのZVW50系です。

  • メーカー:トヨタ
  • 車名:プリウス
  • 世代:4代目・50系
  • 型式例:ZVW50
  • 販売時期:2015年12月〜2022年

年式やグレードによって仕様が異なる可能性があるため、バッテリーを購入する前に現車の型式や装着バッテリーを確認してください。

プリウス50系の補機バッテリーとは?

車の補機バッテリー

プリウス50系には、大きく分けて2種類のバッテリーがあります。

  • 駆動用バッテリー:ハイブリッドシステムで使用する高電圧バッテリー
  • 補機バッテリー:車両の電装品やシステム起動などに使用する12Vバッテリー

この記事で交換するのは、一般的な車のバッテリーに相当する12V補機バッテリーです。

駆動用のハイブリッドバッテリー交換についての記事ではありません。

補機バッテリーが弱ってきたときの症状

補機バッテリーは消耗品なので、使用年数や車の使用状況によって性能が低下します。

次のような症状がある場合は、バッテリー点検を検討してください。

  • ハイブリッドシステムが始動しにくい
  • 電装品の動作が不安定になる
  • 補機バッテリーに関する警告が表示される
  • 長期間使用している
  • バッテリーテスターで性能低下を指摘された
バッテリーチェック

交換時期を年数だけで判断するのではなく、バッテリーテスターなどで状態を確認するのがおすすめです。

プリウス50系の補機バッテリーサイズはLN1

車のバッテリーサイズ確認

※画像はプリウス50系ではありません。

プリウス50系に使用されている補機バッテリーは、欧州規格のLN1です。

50系プリウスの取扱説明書では、交換時の基準として次の内容が示されています。

  • ケースサイズ:LN1
  • 規格:欧州規格バッテリー
  • 20時間率容量:45Ah以上
  • CCA:295A以上

バッテリーは、ケースサイズだけで判断せず、容量やCCAなども確認してください。

プリウス50系用のLN1バッテリーはこちらです。

購入前には、現在装着されているバッテリーの品番と車両型式も確認してください。

プリウス50系の補機バッテリーはエンジンルームにある

30系プリウスでは補機バッテリーがラゲッジ側にありましたが、50系プリウスではエンジンルーム内に搭載されています。

ボンネットを開けると、補機バッテリーへアクセスできます。

世代によって搭載位置が異なるため、「プリウスだから後ろにある」と思い込まないように注意してください。

補機バッテリー交換に必要な工具

プリウス50系の補機バッテリーを交換する際は、次のような工具を使用します。

  • スパナ
  • メガネレンチ
  • ソケットレンチ
  • 作業用手袋

端子や固定ステーのサイズに合った工具を使用してください。

絶縁処理された工具があると、ショートのリスクを減らしやすくなります。

バッテリーを外す前に注意すること

補機バッテリーを外すと、車両への12V電源供給が一時的に途切れます。

そのため、車両や装着している電装品によっては、設定や記憶内容がリセットされる場合があります。

社外ナビなどを装着している場合は、バッテリー脱着後に暗証番号や初期設定が必要になることもあるため、事前に取扱説明書を確認してください。

設定をできるだけ保持したい場合は、対応するメモリーバックアップ用品を使用する方法もあります。

ただし、メモリーバックアップを使用する場合も、製品の使用方法を守って作業してください。

プリウス50系の補機バッテリー交換方法

プリウス50系の補機バッテリー

作業前にパワースイッチをOFFにし、車両の電源が切れていることを確認します。

補機バッテリー交換の基本的な流れは次の通りです。

  1. パワースイッチをOFFにする
  2. バッテリー固定ステーを外す
  3. マイナス端子を外す
  4. プラス端子を外す
  5. 古いバッテリーを取り出す
  6. 新しいLN1バッテリーを載せる
  7. プラス端子を取り付ける
  8. マイナス端子を取り付ける
  9. 固定ステーを戻す
  10. 車両の始動・電装品を確認する

1. バッテリー固定ステーを外す

補機バッテリーの固定ステー

まず、補機バッテリーを車両へ固定しているステーを外します。

取り付け位置が分からなくならないように、外す前に固定方法を確認しておくと安心です。

2. マイナス端子から外す

バッテリー端子を取り外すときは、必ずマイナス端子から先に外します。

プラス端子を先に外そうとすると、工具が車体の金属部分へ接触した際にショートする危険があります。

端子を外したら、誤ってバッテリー端子へ接触しない位置へ避けておきます。

3. プラス端子を外す

マイナス端子を外したあと、プラス端子を取り外します。

プラス端子周辺で工具を使用するときは、車体の金属部分へ工具を接触させないように注意してください。

4. 古いバッテリーを取り出す

端子と固定ステーが外れたら、古い補機バッテリーを取り出します。

バッテリーは見た目以上に重量があります。

腰や指を傷めないよう、安定した姿勢で持ち上げてください。

新しいLN1バッテリーの取り付け方法

新しいバッテリーは、基本的に取り外しと逆の手順で取り付けます。

  1. 新しいLN1バッテリーを正しい向きで載せる
  2. 固定ステーを仮止めする
  3. プラス端子を取り付ける
  4. マイナス端子を取り付ける
  5. 固定ステーを確実に締める
  6. 端子の緩みがないことを確認する

取り付け時はプラス端子から、取り外し時はマイナス端子からと覚えておくと分かりやすいです。

バッテリー端子のショートに注意

補機バッテリー交換で特に注意したいのが、工具によるショートです。

プラス端子に工具が触れている状態で、その工具が車体の金属部分へ接触するとショートする可能性があります。

次の点を意識してください。

  • 取り外しはマイナス端子から行う
  • 取り付けはプラス端子から行う
  • 工具を車体金属部へ接触させない
  • 指輪や金属製アクセサリーを外して作業する
  • 端子の+・-を間違えない

作業に不安がある場合は、無理にDIYせず販売店や整備工場へ依頼してください。

交換後はハイブリッドシステムを確認する

バッテリー交換後は、車両が正常に起動することを確認します。

パワースイッチを操作し、READY表示が出るか確認してください。

あわせて、次のような電装品も確認します。

  • パワーウインドウ
  • オーディオ・ナビ
  • 時計
  • ドアロック
  • 各種警告灯

バッテリーを再接続した直後は、一部システムで初期設定や再学習が必要になる場合があります。

警告表示が消えない場合や正常に始動できない場合は、取扱説明書を確認するかトヨタ販売店へ相談してください。

プリウス50系の補機バッテリーを選ぶポイント

交換用バッテリーを選ぶときは、「LN1」と書かれているだけで判断しない方が安心です。

確認したいポイントは次の通りです。

  • 欧州規格のLN1
  • 20時間率容量45Ah以上
  • CCA295A以上
  • プリウス50系への適合が確認されている
  • 端子位置やケース形状が適合している

同じLN1でも仕様が異なる製品があるため、メーカーの車種別適合表も確認してください。

補機バッテリーの交換時期は?

バッテリー寿命は、車の使用状況や走行距離、気温、電装品の使用状況などで変わります。

そのため、「○年で必ず交換」と一律に判断するより、次のような状態を確認するのがおすすめです。

  • 使用年数が長くなっている
  • バッテリーテスターで性能が低下している
  • 補機バッテリー関連の警告が出る
  • 長期間乗らないことが多い
  • 一度バッテリー上がりを起こしている

突然バッテリーが上がる前に、定期点検時などに状態を確認しておくと安心です。

交換した古いバッテリーの処分方法

交換した鉛バッテリーは、家庭ごみとして処分できません。

一般的には、次のような方法で回収してもらいます。

  • 新品を購入したカー用品店へ相談する
  • バッテリー販売店へ相談する
  • 整備工場やディーラーへ相談する
  • 通販ショップの回収サービスを利用する

ネット通販で購入する場合は、廃バッテリー回収サービスの有無も確認しておくと便利です。

DIYで交換するのが不安なら無理をしない

プリウス50系の補機バッテリー交換自体は、一般的な12Vバッテリー交換に近い作業です。

ただし、プリウスはハイブリッド車なので、エンジンルーム内には高電圧システムに関連する部品もあります。

オレンジ色の高電圧配線やハイブリッドシステムの部品には触れないでください。

補機バッテリー以外の高電圧部品を分解・取り外しする作業はDIYでは行わないようにしてください。

作業に不安がある場合は、トヨタ販売店や整備工場などへ依頼するのが安心です。

まとめ|プリウス50系の補機バッテリーはLN1

プリウス50系(ZVW50系)の12V補機バッテリーは、欧州規格のLN1です。

交換時の主なポイントは次の通りです。

  • 交換するのは駆動用ではなく12V補機バッテリー
  • ケースサイズはLN1
  • 20時間率容量45Ah以上
  • CCA295A以上
  • 取り外しはマイナス端子から
  • 取り付けはプラス端子から
  • 工具によるショートに注意する
  • 交換後はREADY表示や電装品を確認する

プリウス50系用の補機バッテリーはこちらです。

また、自分でバッテリー交換を行う場合は、端子のショートや高電圧部品への接触に十分注意してください。

作業に不安がある場合は無理をせず、専門店へ依頼してください。

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