「タンク M900A/M910Aのバッテリーは何を選べばいいの?」
「M-42とM-42Rは何が違う?」
「自分でバッテリー交換する場合は、どの端子から外せばいい?」
トヨタ・タンク M900A/M910Aのバッテリーは、M-42です。
M-42とM-42Rは端子位置が異なるため、購入時に間違えないことが重要です。
この記事では、タンク M900A/M910Aのバッテリーサイズ、M-42の選び方、交換方法、交換後の注意点、価格や処分方法を紹介します。
トヨタ・タンク M900A/M910Aとは?

タンクは、トヨタから販売されていたコンパクトトールワゴンです。
- 車名:トヨタ タンク
- 型式:M900A/M910A
- 販売期間:2016年〜2020年
- M900A:2WD
- M910A:4WD
この記事では、M900A/M910A系タンクのバッテリーについて紹介します。
タンクのバッテリーサイズはM-42

GSユアサの車種別適合表では、タンク M900A/M910Aの新車搭載バッテリーはM-42です。
確認できる主な仕様は次のとおりです。
- M900A・1.0L NA:M-42
- M900A・1.0Lターボ:M-42
- M910A・4WD:M-42
いずれもアイドリングストップ車です。
中古車では過去に別メーカーの補修用バッテリーへ交換されている場合があります。
購入前には、現在装着されているバッテリー型式とメーカー適合表も確認してください。
M-42とM-42Rは別物
タンクのバッテリー選びで特に注意したいのが、M-42とM-42Rの違いです。
この2つは端子位置が異なります。
- M-42:L側端子配置
- M-42R:R側端子配置
タンク M900A/M910AではM-42を使用します。
M-42Rは端子位置が逆になるため、車両側のケーブルが届かないなど正常に取り付けできない可能性があります。
購入時は「M-42」の末尾にRが付いていないことを確認してください。
M-42の数字は「容量」ではなく性能ランク
元記事では「前の数字はバッテリー容量」としていましたが、より正確には性能ランクです。
M-42の「42」は、始動性能や容量などをもとに表した性能ランクです。
数字が大きい補修用バッテリーもありますが、単純に数字だけで選ばず、車種適合を確認することが重要です。
M-65などの高性能タイプは使える?
補修用バッテリーには、M-42より性能ランクの高い製品があります。
たとえばメーカーによっては、M-55やM-65などの製品があります。
ただし、数字が大きいから必ず使えるわけではありません。
次の条件を確認してください。
- Mサイズ規格であること
- 端子位置がM-42と同じこと
- アイドリングストップ車対応であること
- M900A/M910Aへの適合が確認されていること
最終的には、購入するバッテリーメーカーの適合表を確認してください。
アイドリングストップ車対応バッテリーを選ぶ
タンク M900A/M910Aはアイドリングストップ車です。
そのため、交換時もアイドリングストップ車対応バッテリーを使用します。
アイドリングストップ車は、エンジン停止と再始動を繰り返すため、通常車よりバッテリーへの負担が大きくなります。
通常車用バッテリーを使用すると、短寿命になったりアイドリングストップが正常に作動しにくくなったりする可能性があります。
バッテリーは何年で交換する?

バッテリーは消耗品ですが、「必ず3年で交換」と決まっているわけではありません。
寿命は走行距離、使用頻度、気温、短距離走行の多さ、電装品の使用状況などによって変わります。
次のような症状がある場合は、バッテリー点検を検討してください。
- エンジン始動時のセルモーターが弱い
- アイドリングストップしにくくなった
- 長期間バッテリーを使用している
- 短距離走行が多い
- バッテリーテスターで性能低下が出た

タンクのバッテリー位置
タンクのバッテリーは、エンジンルーム内にあります。
バッテリー上面や側面には型式が記載されているため、購入前に確認してください。
バッテリー交換に必要な工具
バッテリー交換では、次のような工具を使用します。
- スパナまたはレンチ
- バッテリー固定ステーを外す工具
- 作業用手袋
- 必要に応じてメモリーバックアップ
工具がプラス端子と車体金属部へ同時に触れると、ショートする危険があります。
絶縁処理されたレンチを使用する方法もあります。
バッテリーを外すと設定がリセットされる場合がある
バッテリー端子を外すと、車両への電源供給が止まります。
そのため、時計やオーディオなど一部の設定がリセットされる場合があります。
設定をできるだけ保持したい場合は、メモリーバックアップを使用する方法があります。
ただし、メモリーバックアップ使用中は車両側へ電気が供給されているため、ショートにはより注意してください。
タンク M900A/M910Aのバッテリー交換方法

基本的な取り外し手順は次のとおりです。
- エンジンを停止する
- ライトや電装品をOFFにする
- バッテリー固定ステーを外す
- マイナス端子を外す
- プラス端子を外す
- バッテリーを取り出す
バッテリーを取り外すときは、マイナス端子から先に外します。
なぜマイナス端子から外す?
車体の金属部分は、バッテリーのマイナス側と接続されています。
プラス端子を先に外そうとしているときに工具が車体へ触れると、ショートする危険があります。
マイナス端子を先に外すことで、このリスクを減らせます。
バッテリー交換動画
バッテリー交換の基本的な流れはこちらの動画でも確認できます。
動画はワゴンRですが、端子を外す順番など基本的な流れは参考になります。
新しいバッテリーの取り付け方
取り付けは、基本的に取り外しと逆の手順です。
- 新しいバッテリーを正しい向きに置く
- バッテリー固定ステーを取り付ける
- プラス端子を接続する
- マイナス端子を接続する
- 端子と固定ステーの緩みを確認する
取り付け時はプラス端子から接続します。
端子を締めすぎない
バッテリー端子は、外れないよう確実に固定します。
ただし、必要以上に強く締めると端子やターミナルを傷める可能性があります。
取り付け後、端子を手で軽く動かしても回らないことを確認してください。
バッテリー交換後の初期設定
バッテリー交換後は、一部の機能で初期設定が必要になる場合があります。
元記事では、パワーウインドーについて「全開→全閉→2秒保持」という例を掲載していました。
ただし、初期設定方法は装備や年式によって異なる可能性があります。
交換後にAUTO機能などが正常に動作しない場合は、使用している車両の取扱説明書に従って初期設定してください。
交換後に確認すること
バッテリー交換後は、次の項目を確認してください。
- エンジンが正常に始動するか
- 警告灯が異常点灯していないか
- パワーウインドーが正常に作動するか
- 時計やオーディオ設定
- アイドリングストップの状態
アイドリングストップは、バッテリー充電状態、エンジン水温、エアコン使用状況などによって作動しないことがあります。
タンクのバッテリー価格
M-42バッテリーの価格は、メーカー、性能ランク、保証内容、購入場所などによって異なります。
元記事では約8,000円からとしていましたが、販売価格は時期によって変動します。
購入時に最新価格を確認してください。
ネット通販で購入するときの注意点
ネット通販ではバッテリーを比較しやすいですが、型式を間違えないことが重要です。
購入前に次の項目を確認してください。
- タンク M900A/M910Aへの適合
- M-42互換品であること
- M-42Rではないこと
- アイドリングストップ車対応
- 保証内容
- 廃バッテリー回収サービス
使用済みバッテリーの処分方法
使用済みの自動車用バッテリーは、通常の家庭ごみとして処分できない地域が多いです。
次のような場所で回収してもらえる場合があります。
- カー用品店
- 自動車整備工場
- バッテリー販売店
- ネット通販の廃バッテリー回収サービス
回収料金や条件は店舗によって異なります。
購入時に、使用済みバッテリーの回収方法まで確認しておくと安心です。
よくある質問

Q. トヨタ・タンクのバッテリーサイズは?
A. M900A/M910Aとも、GSユアサの適合表ではM-42が新車搭載されています。
Q. ターボ車もM-42?
A. はい。M900Aの1.0LターボもM-42が新車搭載されています。
Q. 4WDのM910Aも同じ?
A. GSユアサの適合表では、M910Aの4WDもM-42です。
Q. M-42Rでも使える?
A. 端子位置が異なるため使用しません。タンクはM-42です。
Q. M-65へ交換できる?
A. M-42互換として設定される高性能品があります。ただし、M900A/M910Aへの適合をバッテリーメーカーの適合表で確認してください。
Q. バッテリーを外す順番は?
A. マイナス端子から外します。取り付け時はプラス端子から接続します。
Q. 普通のバッテリーでも使える?
A. タンクはアイドリングストップ車なので、アイドリングストップ車対応バッテリーを選んでください。
まとめ|タンク M900A/M910AのバッテリーはM-42
トヨタ・タンク M900A/M910Aのバッテリーは、M-42です。
- M900A NA:M-42
- M900A ターボ:M-42
- M910A 4WD:M-42
- M-42Rとは端子位置が異なる
- アイドリングストップ車対応品を選ぶ
- 高性能タイプへ交換する場合も車種適合を確認する
- 取り外しはマイナス端子から
- 取り付けはプラス端子から
特にネット通販では、M-42とM-42Rを間違えないことが重要です。
現在装着されているバッテリーの型式も確認してから購入してください。
タンク対応バッテリーはこちら。
DIY作業を行う方は工具も準備しておくと作業しやすいです。
タンクの関連作業はこちら。
