「ムーヴカスタム LA100S/LA110SのOBD2端子はどこにある?」
「OBD2を使ってレーダー探知機やメーターを接続したい」
OBDは、車両の故障診断や各種データの読み取りに使用される診断用システムです。
ムーヴカスタム LA100S/LA110SにもOBD2端子があり、運転席足元付近からアクセスできます。
この記事では、ムーヴカスタム LA100S/LA110SのOBD2端子の場所と、OBD接続機器を使用するときの注意点を紹介します。
ムーヴカスタム LA100S/LA110S

- メーカー:ダイハツ
- 車名:ムーヴカスタム
- 型式:LA100S/LA110S
- 作業車の年式:平成23年(2011年)
この記事は、5代目ムーヴ/ムーヴカスタムのLA100S・LA110S型を対象にしています。
OBDとは?

OBDは「On-Board Diagnostics」の略で、車両に搭載されている自己診断システムです。
車両に異常が発生したとき、専用のスキャンツールをOBD端子へ接続することで、故障コードや車両情報を読み取ることができます。
現在一般的に使用されているのはOBD2(OBDII)です。
OBD2は本来、整備や故障診断を行うための端子です。
一方で、車両から取得できる情報を利用して、レーダー探知機や追加メーターなどを接続するアフターパーツも販売されています。
ムーヴ LA100S/LA110SのOBD2端子の位置

ムーヴカスタム LA100S/LA110SのOBD2端子は、運転席足元付近にあります。
今回の車両では、フット式パーキングブレーキ周辺の上側にあります。
通常の目線では見えにくいため、運転席足元を下からのぞき込むようにすると確認しやすいです。

台形状のコネクターがOBD2端子です。
OBD2端子へ機器を接続する方法
OBD2対応機器を使用する場合は、車両側のOBD2端子へ専用アダプターやコネクターを差し込みます。
基本的な流れは次のとおりです。
- エンジンを停止する
- OBD2端子の位置を確認する
- 使用する機器が車両に適合しているか確認する
- 専用OBD2アダプターを差し込む
- 配線がペダル操作などを妨げないよう固定する
- エンジンを始動して機器の動作を確認する
コネクターは向きが決まっています。
入りにくい場合は、無理に押し込まず向きを確認してください。
OBD2で接続できる機器
OBD2を利用するアフターパーツには、次のようなものがあります。
- レーダー探知機
- 追加メーター
- 車両情報表示機器
- 一部の診断機
車種や機器によっては、速度、回転数、水温などの情報を表示できる場合があります。
ただし、OBD2端子があるからといって、すべてのOBD2機器が使用できるわけではありません。
必ず、使用する製品メーカーの適合表で「車種・年式・型式」を確認してください。
レーダー探知機をOBD2接続する場合
OBD2接続に対応したレーダー探知機もあります。
OBD2接続に対応する製品では、通常の電源接続に加えて、対応している車両情報を表示できる場合があります。
ただし、OBD2アダプターは車種ごとに適合確認が必要です。
同じムーヴでも、年式や型式によって適合状況が異なる場合があります。
製品メーカーの適合表に掲載されていない場合は、使用しない方が安全です。
OBD2を単なる電源取り出し口として使わない
OBD2端子には電源端子もありますが、本来は車両診断用のコネクターです。
そのため、単に「電源が取れるから」という理由だけで、適合不明の機器を接続するのはおすすめできません。
製品によっては常時電源を使用するものもあり、機器の仕様や車両との組み合わせによってはバッテリーへの負担につながる可能性があります。
電源だけが必要な場合は、製品メーカーが指定するシガーソケット電源や電源直結コードなどを使用する方法もあります。
OBD2の分岐・複数機器接続には注意
OBD2端子を分岐して複数の機器を同時に接続する製品もありますが、安易な併用はおすすめできません。
OBD2は通信を行う診断用ポートのため、複数機器を接続すると次のようなトラブルにつながる可能性があります。
- 正常に通信できない
- 機器が起動しない
- 誤作動する
- 車両側の診断通信に影響する
- バッテリーへの負担が増える
OBD2機器メーカーによっては、他のOBD2機器との併用を禁止している場合があります。
OBD分岐アダプターを使用する前に、接続する機器メーカーの説明書を必ず確認してください。
ディーラーや整備工場へ入庫するときは外す
ディーラーや整備工場では、故障診断や点検のためにOBD2端子へ診断機を接続することがあります。
OBD2機器を常時接続している場合は、入庫前に取り外しておくとスムーズです。
製品メーカーによっては、ディーラー入庫時にOBD2アダプターを取り外すよう案内している場合もあります。
配線の取り回しにも注意
OBD2端子は運転席足元にあるため、接続した配線が垂れ下がると危険です。
特に次の部分へ配線が干渉しないよう注意してください。
- ブレーキペダル
- アクセルペダル
- パーキングブレーキ
- ステアリング周辺
配線は走行中に動かないよう、適切に固定してください。
OBD2機器を取り付けるときの注意点
OBD2接続を行う場合は、次の点を確認してください。
- 車種・年式・型式の適合を確認する
- 製品メーカー指定のOBD2アダプターを使用する
- 適合表にない車両へ無理に使用しない
- 複数のOBD機器を安易に併用しない
- 配線をペダル周辺に垂らさない
- 整備入庫時は必要に応じて取り外す
- 異常が出た場合はすぐに取り外す
接続後に警告灯が点灯したり、機器や車両に異常が出たりした場合は、使用を中止してください。
まとめ|ムーヴ LA100S/LA110SのOBD2端子は運転席足元

ムーヴカスタム LA100S/LA110SのOBD2端子は、運転席足元付近にあります。
今回のポイントは次のとおりです。
- OBDは車両の自己診断システム
- OBD2端子は運転席足元付近にある
- 本来は故障診断に使用する端子
- レーダー探知機や追加メーターなどで利用できる場合がある
- OBD2機器は車種・年式・型式の適合確認が必要
- 適合表にない機器は使用しない
- OBD2の複数機器接続には注意する
- 整備入庫時は取り外した方がよい場合がある
OBD2は差し込むだけで使用できる機器もありますが、すべての製品がムーヴ LA100S/LA110Sへ対応しているわけではありません。
購入前に製品メーカーの最新適合表を確認してください。
ムーヴカスタム LA100S/LA110Sのほかのパーツ交換・取り付け方法はこちらでまとめています。
⇒ ムーヴカスタム LA100S/LA110Sのパーツ取り付け・交換方法
パーツ取り付けやDIY作業の参考にしてください。
