「ポルテのタイヤ空気圧はどれぐらい?」
「175/65R15なら前後同じ空気圧?」
「年式やエンジンによって空気圧は違う?」
トヨタ・ポルテは、同じ2代目XP140系でも、年式・エンジン・タイヤサイズによって指定空気圧が異なります。
特に注意したいのが、2015年7月以降に採用された2NR-FKEエンジンの1.5L・2WD車です。
175/65R15装着車でも、2NR-FKEは前230kPa・後240kPa、1NZ-FEは前後230kPaと指定値が異なります。
この記事では、2代目ポルテ XP140系の純正タイヤサイズと指定空気圧、確認方法、調整するときの注意点を紹介します。
ポルテの型式・年式

トヨタ・ポルテには、大きく分けて2世代あります。
- 初代ポルテ NNP10系:2004年〜2012年
- 2代目ポルテ XP140系:2012年7月〜2020年12月
この記事では、2代目ポルテ XP140系のタイヤ空気圧を紹介します。
2代目ポルテ XP140系の主な型式
2代目ポルテは、年式や駆動方式によって型式・エンジンが異なります。
- NSP140:1NR-FE・1.3L・2WD(初期型)
- NCP141:1NZ-FE・1.5L・2WD(初期型)
- NCP145:1NZ-FE・1.5L・4WD
- NSP141:2NR-FKE・1.5L・2WD(2015年7月以降)
2NR-FKEは1.3Lではなく、1496ccの1.5Lエンジンです。
初期型の1.3L車に搭載されていたのは、1329ccの1NR-FEです。
ポルテの指定空気圧一覧
2代目ポルテの主な純正タイヤサイズと指定空気圧は次のとおりです。
| タイヤサイズ | エンジン・仕様 | 前輪 | 後輪 |
|---|---|---|---|
| 165/70R14 81S | 初期型 | 240kPa | 240kPa |
| 175/65R15 84H | 1NR-FE・初期1.3L | 230kPa | 230kPa |
| 175/65R15 84H | 1NZ-FE・1.5L | 230kPa | 230kPa |
| 175/65R15 84H | 2NR-FKE・1.5L | 230kPa | 240kPa |
同じ175/65R15でも、2NR-FKEだけ後輪が240kPaになる点に注意してください。
最終的には、実車の運転席側にあるタイヤ空気圧ラベルを確認してください。
初期型1.3Lの1NR-FEはどうなる?
2012年7月に登場したNSP140の1.3L車には、1NR-FEエンジンが搭載されていました。
トヨタ公式資料では、1.3LのXなどに165/70R14 81Sが標準装着され、グレードやオプションによって175/65R15も設定されています。
165/70R14
- 前輪:240kPa(2.4kgf/cm²)
- 後輪:240kPa(2.4kgf/cm²)
175/65R15
- 前輪:230kPa(2.3kgf/cm²)
- 後輪:230kPa(2.3kgf/cm²)
2NR-FKEの175/65R15は前230・後240kPa
2015年7月の改良後、2WDの1.5L車には2NR-FKEエンジンが採用されました。
タイヤサイズは175/65R15 84Hです。
- 前輪:230kPa(2.3kgf/cm²)
- 後輪:240kPa(2.4kgf/cm²)
前後で指定空気圧が異なります。
元記事では「2NR-FKE=1.3L」としていましたが、2NR-FKEは1.5Lです。
1NZ-FEの175/65R15は前後230kPa
1NZ-FE搭載車も、純正タイヤは175/65R15 84Hが基本です。
- 前輪:230kPa(2.3kgf/cm²)
- 後輪:230kPa(2.3kgf/cm²)
1NZ-FEは主に1.5Lの4WD車などに搭載されています。
同じ175/65R15でも、2NR-FKEとは後輪の指定空気圧が異なるため注意してください。
ポルテの空気圧はどこで確認できる?

指定空気圧は、運転席ドアを開けた車体側にあるタイヤ空気圧ラベルで確認できます。
タイヤサイズと指定空気圧が記載されています。
ネット上の記事よりも、実車に貼られているラベルを最終的な基準にしてください。
空気圧は冷間時に測る
トヨタの取扱説明書では、タイヤ空気圧はタイヤが冷えている状態で確認するよう案内されています。
走行するとタイヤ内部の空気が温まり、空気圧が上昇します。
そのため、長時間走行した直後に指定値まで空気を抜くと、タイヤが冷えたときに空気圧不足になる可能性があります。
できるだけ走行前など、タイヤが冷えている状態で確認してください。
空気圧を測る方法

空気圧の測定にはエアゲージを使用します。
基本的な流れは次のとおりです。
- タイヤが冷えていることを確認する
- エアバルブのキャップを外す
- エアゲージをバルブへまっすぐ押し当てる
- 空気圧を確認する
- 必要に応じて空気を補充・調整する
- バルブキャップを戻す
ガソリンスタンドやカー用品店でも空気圧を確認できます。
応急用タイヤの空気圧
応急用スペアタイヤ装着車では、トヨタ公式取扱説明書で次の指定値になっています。
- タイヤサイズ:T125/70D16 96M
- 空気圧:420kPa(4.2kgf/cm²)
応急用タイヤは通常タイヤよりもかなり高い空気圧が指定されています。
普段使用しないため点検を忘れやすいですが、装備されている車両では定期的に確認してください。
タイヤの空気は自然に減る
タイヤはパンクしていなくても、時間の経過とともに少しずつ空気が抜けます。
そのため、タイヤ交換時だけではなく定期的なチェックが必要です。
特に次のようなタイミングでは確認しておくと安心です。
- 長距離ドライブ前
- 高速道路を走る前
- 夏タイヤ・スタッドレスタイヤ交換後
- 気温が大きく下がったとき
- 長期間空気圧を確認していないとき
空気圧不足で走るとどうなる?
タイヤの空気圧が不足すると、次のような影響が出る可能性があります。
- 燃費の悪化
- タイヤ両肩部の偏摩耗
- ハンドリングの悪化
- タイヤの発熱増加
- タイヤ損傷のリスク増加
特に高速道路を走行するときは、出発前にタイヤの状態と空気圧を確認してください。
空気圧は高めにした方がいい?
基本は、車両に指定されている空気圧へ調整します。
必要以上に高くすると、乗り心地の悪化やタイヤ中央部の摩耗につながる可能性があります。
まずは運転席側のタイヤ空気圧ラベルに記載された数値を基準にしてください。
タイヤ交換後も空気圧を確認する
数か月保管していたタイヤは、保管中に空気圧が下がっている場合があります。
夏タイヤからスタッドレスタイヤへ交換した場合などは、取り付け後に必ず空気圧も確認してください。
タイヤ交換時のホイールナット締め付けトルクはこちら。
インチアップした場合は純正空気圧のままでいい?
社外タイヤへインチアップした場合は、純正の指定空気圧をそのまま使用できるとは限りません。
タイヤサイズを変更すると、ロードインデックス(LI)が変わることがあります。
その場合は、純正タイヤが指定空気圧で確保している負荷能力を確認し、交換後のタイヤでも同等以上の負荷能力になるよう空気圧を設定します。
XL規格タイヤなどは、スタンダード規格とは空気圧と負荷能力の関係が異なるため注意してください。
DIYで点検するならエアゲージが便利
自宅でタイヤ交換や空気圧点検をする方は、エアゲージを持っていると便利です。
測定するエアゲージによって多少の誤差があるため、毎回同じゲージを使用すると空気圧の変化を把握しやすくなります。
よくある質問

Q. ポルテの175/65R15は前後230kPa?
A. エンジンによって異なります。1NZ-FEや初期の1NR-FEでは前後230kPaですが、2NR-FKEでは前230kPa・後240kPaです。
Q. 2NR-FKEは1.3L?
A. いいえ。2NR-FKEは1496ccの1.5Lエンジンです。初期型の1.3L車は1NR-FEです。
Q. 初期型1.3Lの165/70R14は?
A. 前後240kPaです。
Q. 1NZ-FEの175/65R15は?
A. 前輪230kPa・後輪230kPaです。
Q. 2NR-FKEの175/65R15は?
A. 前輪230kPa・後輪240kPaです。
Q. 応急用タイヤの空気圧は?
A. T125/70D16 96Mは420kPaです。
Q. 指定空気圧はどこに書いてある?
A. 運転席ドアを開けた車体側にあるタイヤ空気圧ラベルで確認できます。
Q. 空気圧はいつ測る?
A. 基本的にはタイヤが冷えている状態で測定してください。
まとめ|ポルテはエンジンによって後輪の空気圧が違う
2代目ポルテ XP140系の主な指定空気圧は次のとおりです。
- 165/70R14:前240kPa/後240kPa
- 175/65R15・1NR-FE:前230kPa/後230kPa
- 175/65R15・1NZ-FE:前230kPa/後230kPa
- 175/65R15・2NR-FKE:前230kPa/後240kPa
- 応急用T125/70D16:420kPa
特に注意したいのは、2015年7月以降の2NR-FKE搭載車です。
2NR-FKEは1.5Lエンジンで、175/65R15の指定空気圧は前230kPa・後240kPaです。
同じ175/65R15でも1NZ-FEなどとは指定値が異なるため、エンジン・年式を確認してください。
最終的には、実車の運転席側に貼られているタイヤ空気圧ラベルを優先してください。
DIY作業する方はこのようなアイテムがあると便利です。
