「自分でタイヤ交換をしたいけど、ナットはどれくらいの力で締めればいいの?」
「トルクレンチって本当に必要?」
「ノア90系の正確な締め付けトルクを知りたい!」
そんな疑問をお持ちのノアオーナーの方へ。
2022年にフルモデルチェンジした4代目ノア(90系)のホイールナット締め付けトルクは、安全なタイヤ交換に欠かせない重要な情報です。
適切なトルクで締め付けないと、走行中にナットが緩んでタイヤが外れる危険や、逆に締めすぎてボルトを破損させる可能性があります。
この記事では、トヨタ・ノア90系(NOAH)の正確な締め付けトルク値から、安全な作業手順、必要な工具まで、DIYでタイヤ交換をする方に必要な情報を分かりやすく解説します。
ホイールナットの締め付けトルクとは
車のタイヤを取り付ける際には、ホイールをナットで締め付けて固定する必要があります。
タイヤ交換時の締め付けトルクを確認するには、「トルクレンチ」が必要です。
特に、自分でタイヤ交換をする方は、「トルクレンチ」を1本持っておくと便利です。
トルクレンチは、締め付け不足による緩みや、締め過ぎによる破損、締め付けの個人差によるバラつきを防ぐために使います。
車のナットは、適当に締めればいいというわけではないので注意してください。
トルクレンチを使用して力をかけていくと、指定のトルクに達した時にカチカチと音がして、それ以上トルクがかからないようになります。
トルクレンチを使用すると、適切な強さでホイールナットを締めることができます。
ノア90系について
<ノアの種類>
ノアは現行型が4代目になっています。
- 初代 R60G型 (2001年 – 2007年)
- 2代目 ZRR7#G/W/R型 (2007年 – 2014年)
- 3代目 R80G/W型(2014年-2022年)
- 4代目 MZRA90W/ZWR90W型(2022年- )
ここでは、4代目ノア MZRA90W/ZWR90W型(2022年- )のホイール締め付けトルクを記載しています。
ノア90系の型式
- メーカー:トヨタ
- 車名:ノア(NOAH)
- 型式:R90W/R95W型(2WDはR90、4WD/E-FourはR95)
- 発売時期:2022年1月~
<使用する工具>
- トルクレンチ
- 十字レンチなど
- ジャッキ
作業時には、手袋があった方がよいでしょう。
破損や怪我に注意してください。
ノアのタイヤ交換方法
タイヤの交換は、ジャッキアップをして、ナットを緩めてタイヤを交換します。
車体下部のジャッキアップポイントにジャッキをかけて車を持ち上げます。
タイヤが浮いたら、ナットを緩めてタイヤを交換。
ホイールナットは、対角線上に締め付けていき、最後にトルクレンチを使用して締め付けます。
※トルクレンチで締め付けるトルクは、車によって異なります。
ノアのナットのソケットサイズは、21mmです。
トルクレンチの値を103N・m(1050kgf・cm)に設定して締め付けてください。
注意点として、トルクレンチを使用しているからといって、思いっきり力をかけると締めすぎになるので注意してください。
タイヤを自分で交換される際には、トルクレンチなどでトルク管理をして、しっかり締め付けの確認をしてくださいね。
上記のトルクレンチは、トルクを変更できます(28~210N・mの範囲)
トルクレンチの価格は4,000円程度からあるので、トルクレンチを1本持っているとトルク管理が簡単で、タイヤ交換後も安心できます。
タイヤ交換時はタイヤの空気圧もチェックしてください。
まとめ
ノア90系のタイヤ交換に関する重要なポイントをまとめます。
<90系ノアの締め付けトルク>
- 締め付けトルク:103N・m(1050kgf・cm)
- ソケットサイズ:21mm
<タイヤ交換の手順>
- ジャッキアップポイントを確認
- 車を持ち上げてナットを緩める
- タイヤを交換
- 対角線上の順序でナットを仮締め
- トルクレンチで103N・mに締め付け
- 空気圧をチェック
<安全に作業するために>
- 必ずトルクレンチを使用する
- 締め付け不足も締めすぎも危険
- 対角線上に均等に締め付ける
- 作業後は走行して再確認
自分でタイヤ交換するときはトルクレンチがあると便利です。
適切なトルク管理で、安全なカーライフを楽しんでください。


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