「クロスビーのホイールナットは、どれぐらいの力で締めればいい?」
「自分でタイヤ交換するときの締め付けトルクを知りたい」
クロスビーのタイヤ交換で重要なのが、ホイールナットの締め付けトルクです。
締め付けが弱すぎるとナットが緩むおそれがあり、反対に強く締めすぎるとハブボルトやナットなどに負担がかかります。
クロスビーのホイールナット締め付けトルクは、85N・m(870kgf・cm)です。
この記事では、クロスビーMN71S/MND1Sのホイールナット締め付けトルク、正しい締め付け順序、タイヤ交換時の注意点を紹介します。
クロスビーのホイールナット締め付けトルク

クロスビーのホイールナット締め付けトルクは、85N・m(870kgf・cm)です。
タイヤ交換後の本締めでは、トルクレンチを85N・mに設定して締め付けます。
ホイールナットを適当な感覚だけで締めるのではなく、規定トルクで管理することが重要です。
なお、社外ホイールや特殊なナットを使用している場合は、ホイールメーカーやナットメーカーから別途指定がないか確認してください。
クロスビーの型式
クロスビーは、スズキのコンパクトSUVです。
- MN71S型:2017年12月〜2025年
- MND1S型:2025年〜
2017年に登場したMN71Sは、1.0L直噴ターボエンジンとマイルドハイブリッドを組み合わせたモデルです。
2025年には大幅改良が行われ、現行モデルはMND1Sとなっています。
この記事では、クロスビーのタイヤ交換時に確認したいホイールナットの締め付けについて紹介しています。
ホイールナットの締め付けにはトルクレンチを使用する
ホイールナットを規定トルクで締めるには、トルクレンチを使用します。

トルクレンチは、設定した締め付けトルクを確認しながらナットを締めるための工具です。
トルクレンチを使用することで、次のようなトラブルを防ぎやすくなります。
- 締め付け不足によるナットの緩み
- 締めすぎによるハブボルトやナットへの負担
- ナットごとの締め付け力のばらつき
自分で夏タイヤとスタッドレスタイヤを交換する方は、1本持っておくと便利です。
クロスビーのタイヤ交換に使用する工具
タイヤ交換をする場合は、主に次の工具を使用します。
- トルクレンチ
- ホイールレンチや十字レンチ
- ジャッキ
- 輪止め
- 必要に応じてジャッキスタンド
- 作業用手袋
ここで注意したいのが、現行クロスビーMND1Sです。
MND1Sでは、ジャッキ・ジャッキハンドル・ホイールレンチは標準装備されていません。
自分でタイヤ交換する場合は、必要な工具を別途準備してください。
フロアジャッキがあると、季節ごとのタイヤ交換を行う際に便利です。
クロスビーのタイヤ交換方法
タイヤ交換は、安全で平らな場所で行います。
パーキングブレーキをかけ、輪止めを使用して車が動かない状態にしてから作業してください。

ジャッキは、車両で指定されているジャッキアップポイントへ正しくかけます。
ジャッキだけで車体を支えた状態で、車の下へ入らないでください。
また、ジャッキアップポイントや使用方法は車両の取扱説明書を確認してください。
ホイールナットの正しい締め付け順序
クロスビーのホイールは4穴です。
4個のナットを締めるときは、隣同士を順番に締めるのではなく、対角線上のナットを交互に締めます。
基本的な流れは次の通りです。
- ホイールをハブへ正しく取り付ける
- 4個のナットを手で取り付ける
- 対角線の順番で均等に仮締めする
- 車体を下ろす
- トルクレンチを85N・mに設定する
- 対角線の順番で本締めする
- 4個すべてが規定トルクで締まっていることを確認する
最初から1個のナットだけを強く締め付けず、ホイールが均等に取り付くように対角線上に締めるのがポイントです。
クロスビーのホイールナットは19mm
クロスビーの純正ホイールナットには、19mmのソケットを使用します。
タイヤ交換を自分で行う場合は、19mmに対応したホイールレンチやソケットを準備します。
ただし、社外ホイール用ナットへ交換している場合は、ナットの二面幅が異なることがあります。
現在装着しているナットに合う工具を確認してください。
トルクレンチは85N・mに設定する

クロスビーの場合は、トルクレンチを85N・mに設定します。
設定後、対角線の順番でホイールナットを締めていきます。
クリックタイプのトルクレンチでは、設定したトルクに達すると「カチッ」という感触や音があります。
そこで締め付けを止めます。
「カチッ」となったあとに何度も力をかけ続けないようにしてください。
トルクレンチを使っていても、必要以上に締めればオーバートルクにつながる可能性があります。
夏タイヤもスタッドレスタイヤも85N・m
スタッドレスタイヤへ交換したからといって、締め付けトルクを変更するわけではありません。
純正条件を前提としたクロスビーでは、夏タイヤからスタッドレスタイヤへ交換するときも85N・mで締め付けます。
春に夏タイヤへ戻すときも同様です。
ただし、社外ホイールや特殊なホイールナットを使用する場合は、製品メーカーの指定も確認してください。
クロスビーの純正タイヤサイズ
クロスビーの純正タイヤサイズは、175/60R16です。
- 純正タイヤサイズ:175/60R16
タイヤサイズが同じでも、ホイールナットの締め付けトルクはタイヤサイズそのものから決まるわけではありません。
車両で指定されている締め付けトルクに従います。
タイヤ交換後に確認すること
タイヤ交換が終わったら、ナットだけでなくタイヤ全体の状態も確認します。
- ホイールナットが規定トルクで締まっているか
- タイヤの空気圧が適正か
- タイヤの回転方向・装着方向に間違いがないか
- 走行時に異音や振動がないか
空気圧は、運転席ドア付近などに表示されている車両指定空気圧を確認してください。
ホイール交換後の増し締めについては、使用しているホイールや販売店などから指示がある場合、その内容に従って確認してください。
よくある質問
Q. クロスビーのホイールナット締め付けトルクは?
A. 85N・m(870kgf・cm)です。
Q. スタッドレスタイヤでも85N・mですか?
A. 純正条件であれば、夏タイヤでもスタッドレスタイヤでも基本となる締め付けトルクは85N・mです。社外ホイールなどを使用する場合は、メーカー指定も確認してください。
Q. アルミホイールでも同じですか?
A. 純正ホイールであれば車両指定の締め付けトルクに従います。社外アルミホイールの場合は、ホイールメーカーの指定や使用するナットも確認してください。
Q. トルクレンチがない場合は?
A. 規定トルクを正確に管理できないため、タイヤショップや整備工場などで締め付けを確認してもらうのが安心です。
Q. インパクトレンチだけで本締めしてもいい?
A. 締め付けトルクを正確に管理しにくいため、本締めはトルクレンチで行うのがおすすめです。
タイヤ交換をするならトルクレンチがあると便利
自分でタイヤ交換をする場合は、トルクレンチがあると締め付け管理をしやすくなります。
上記のようなトルク調整式の製品なら、クロスビーの85N・mに設定して使用できます。
購入するときは、85N・mが製品の設定可能範囲に含まれていることと、使用するソケットサイズを確認してください。
まとめ|クロスビーの締め付けトルクは85N・m
クロスビーのホイールナット締め付けトルクは、85N・m(870kgf・cm)です。
タイヤ交換時のポイントは次の通りです。
- ホイールナットは対角線の順番で締める
- 最後はトルクレンチを使用する
- トルクレンチは85N・mに設定する
- 純正ホイールナットのソケットは19mm
- 夏タイヤ・スタッドレスタイヤとも基本は85N・m
- 社外ホイールやナットはメーカー指定も確認する
- 交換後は空気圧や異音・振動も確認する
また、現行クロスビーMND1Sでは、ジャッキ・ジャッキハンドル・ホイールレンチは標準装備されていないため、自分で交換する方は必要な工具を事前に準備しておきましょう。
タイヤ交換は安全に関わる作業です。
作業に不安がある場合は、無理をせずタイヤショップや整備工場などへ依頼してください。
