N-WGNで車高をしっかり調整したい場合、ダウンサスよりも車高調の方が向いています。
ダウンサスはスプリング交換で車高を下げるパーツですが、車高調は車高を調整できるのが大きな違いです。
ローダウン量を細かく決めたい、ホイールとのバランスを合わせたい、乗り味も調整したいという方は車高調を検討するとよいです。
この記事では、初代N-WGN/N-WGNカスタム(JH1/JH2)向けのRS-R車高調について、Basic☆i、Best☆i、Best☆i C&Kの違いや選び方を整理します。
N-WGNのRS-R車高調を選ぶ前に確認すること
同じN-WGNでも、型式、駆動方式、ターボの有無、グレードによって適合する車高調が変わります。
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 型式 | JH1、JH2、JH3、JH4など |
| 駆動方式 | FFか4WDか |
| エンジン | NAかターボか |
| グレード | G、Gターボパッケージ、カスタムなど |
| 足回り状態 | 純正ショック、純正アッパー、タイヤ・ホイールサイズ |
元記事ではN-WGNカスタム JH1・FF・Gターボパッケージを中心に紹介しています。
JH2の4WD車やNA車、2代目N-WGNは品番や調整幅が違う可能性があるため、購入前にRS-Rの商品検索や販売ページで最新の適合を確認してください。
RS-Rの車高調の種類
RS-Rの車高調には複数のシリーズがあります。
Basic☆iとBest☆iを中心に紹介していますが、現在はコンパクトカー・軽自動車向けのBest☆i C&Kもよく見かけます。
| シリーズ | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| Basic☆i | 減衰力固定。全長調整式の入門モデル。 | シンプルに車高を調整したい人 |
| Best☆i | 減衰力調整付きのスタンダード系モデル。 | 乗り味も調整したい人 |
| Best☆i C&K | コンパクトカー・軽自動車向け。36段減衰力調整。 | 軽自動車向け設計を重視したい人 |
| Black☆i | より低い車高を狙うショートケース系モデル。 | 低さを重視する人 |
街乗り中心なら、まずはBasic☆iまたはBest☆i C&Kあたりから検討すると分かりやすいです。
低さを強く求める場合はBlack☆iも候補になりますが、最低地上高や灯火類の高さ、乗り心地への影響をより慎重に確認する必要があります。
RS-R Basic☆iとは?
Basic☆iは、減衰力固定の全長調整式車高調です。
RS-R公式では、Best☆iを基準にしながら、シンプルな機構で価格を抑えた仕様と説明されています。
減衰力を細かく調整する機能はありませんが、全長調整式なので、車高を下げてもストローク量を確保しやすいのが特徴です。
RS-R Basic-i車高調
購入前には、型式、駆動方式、エンジン型式、グレード、品番、納期を販売ページで確認してください。
RS-R Best☆i / Best☆i C&Kとは?
Best☆i系は、減衰力調整ができる車高調です。
RS-R公式FAQでは、Best系は減衰調整36段、Basic系は減衰力固定の全長調整式入門モデルと説明されています。
軽自動車向けでは、Best☆i C&Kが候補になることがあります。
RS-R公式では、Best☆i C&Kはコンパクトカーと軽自動車向けに専用設計された軽量・コンパクトなモデルで、36段の減衰力調整を採用していると案内されています。
ベストiはこちら
N-WGNカスタム JH1向けの仕様例
N-WGNカスタム JH1・FF・Gターボパッケージ向けのBest☆i C&K(BICKH410M)の販売ページでは、以下のような仕様が掲載されています。
| 項目 | Best☆i C&K BICKH410Mの例 |
|---|---|
| 対象例 | N-WGNカスタム JH1 / FF / 660ターボ / Gターボパッケージ |
| バネレート | F 5.0kg/mm / R 2.2kg/mm |
| 推奨車高調整幅 | F -10〜-55mm / R -15〜-55mm |
| 推奨車高 | F -30〜-35mm / R -30〜-35mm |
| 最大調整幅 | F 0〜-70mm / R -15〜-55mm |
| 減衰力調整 | F/Rとも36段調整 |
| 全長調整 | F/Rとも対応 |
| フロントキャンバー調整 | 不可。純正フロントアッパーマウント使用 |
| リア車高調整 | ネジ式 |
元記事の古い表ではBasic☆iとBest☆iを「F -80〜0mm / R -55〜-15mm」としていましたが、車高調整幅は商品シリーズ、品番、車両条件で変わります。
現在購入する場合は、該当する品番の販売ページやメーカー適合表の数値を優先してください。
Basic☆iとBest☆i系の違い
大きな違いは、減衰力調整の有無です。
| 項目 | Basic☆i | Best☆i / Best☆i C&K |
|---|---|---|
| 車高調整 | 全長調整式 | 全長調整式 |
| 減衰力調整 | 固定式 | 36段調整(一部車種除く) |
| 使い方 | 街乗り中心でシンプルに使いたい方向け | 乗り心地や走りを調整したい方向け |
| 価格 | 比較的抑えやすい傾向 | 機能が多い分、高くなりやすい傾向 |
車高を調整できれば十分という方はBasic☆i、乗り心地や走行シーンに合わせて減衰力も調整したい方はBest☆i系が候補になります。
車高調を取り付けるときの注意点
最低地上高と灯火類の高さ
車高を下げた後は、最低地上高だけでなく、フォグランプ、ウィンカー、車幅灯、ヘッドライトの高さも確認してください。
RS-Rの商品検索ページでも、平成18年1月以降の車両では灯火類の下縁高さが基準を下回ると保安基準に抵触する場合があると案内されています。
エアロ付き車や社外バンパー装着車は特に注意が必要です。
推奨範囲で使う
最大調整幅は、物理的に調整できる範囲を示すことが多く、走行に適した範囲とは限りません。
普段使いでは、メーカーの推奨車高調整幅を目安にするのが安心です。
アライメント調整を行う
車高を変えると、トーやキャンバーなどのアライメントが変化します。
タイヤの偏摩耗やハンドルセンターのズレを防ぐため、取り付け後はアライメント調整をおすすめします。
光軸も確認する
N-WGNカスタムのHID車など、オートレベライザー付きの車は、ローダウン後にヘッドライトの向きが変わる場合があります。
夜間の見え方や車検にも関わるため、光軸調整も確認してください。
車高調の取り付け難易度

車高調の取り付けは、純正足回りを外して交換する作業です。
工具、作業スペース、足回りの知識が必要で、取り付け後の車高調整、増し締め、アライメント調整も必要になります。
DIYに慣れていない場合は、整備工場や足回り作業に慣れたショップに依頼するのが安全です。
まとめ
N-WGNのRS-R車高調は、車高を細かく調整したい方に向いています。
- シンプルに車高を調整したいならBasic☆i
- 乗り心地も調整したいならBest☆i系
- 軽自動車向け設計を重視するならBest☆i C&K
- 低さを重視するならBlack☆iも候補
購入時は、JH1/JH2、FF/4WD、NA/ターボ、グレード、品番を必ず確認してください。
また、取り付け後は最低地上高、灯火類の高さ、アライメント、光軸、異音の有無まで確認しておくと安心です。
