「ハスラー(MR52S/MR92S)のヒューズボックスはどこにあるの?」
電装品が急に動かなくなったときや、DIYで電装パーツを取り付けるときに確認することがあるのがヒューズです。
ハスラーには、エンジンルームと車内にヒューズやリレーが配置されています。
この記事では、2代目ハスラー(MR52S/MR92S)のヒューズボックスの位置と、ヒューズを確認・交換するときの注意点を紹介します。
ヒューズとは?

ヒューズは、電気回路に規定以上の電流が流れたときに回路を遮断し、配線や電装品を保護するための部品です。
電装品の故障や配線のショートなどによって過電流が流れると、ヒューズが切れることがあります。
たとえば、次のような症状が出たときはヒューズ切れが原因の可能性があります。
- アクセサリーソケットが使えない
- ルームランプが点灯しない
- 一部の電装品だけ作動しない
- ライト類が点灯しない
ただし、電装品が動かない原因が必ずヒューズとは限りません。
ヒューズが切れていた場合は、原因を確認したうえで同じ容量のヒューズへ交換します。
今回ヒューズの位置を確認するハスラー

今回確認するのは、2020年に登場した2代目ハスラーです。
- メーカー:スズキ
- 車名:ハスラー
- 型式:MR52S/MR92S
- 作業車の年式:2020年
MR52S/MR92Sは2代目ハスラーの型式です。
年式やグレード、仕様によってヒューズの配置や名称が異なる可能性があるため、最終的には実車のヒューズボックスカバーや取扱説明書を確認してください。
ヒューズ確認に使用する工具
ヒューズを取り外すときは、ヒューズクリップがあると便利です。
ヒューズクリップを使うと、小さなヒューズをつかんで取り外しやすくなります。
作業するときは、車両の電源をOFFにしてから行ってください。
ハスラーのヒューズボックスはどこ?
ハスラー MR52S/MR92Sでは、大きく分けると次の場所にヒューズやリレーがあります。
- エンジンルーム
- 助手席足元付近
確認したい電装品によって、使用されているヒューズの場所が異なります。
ヒューズの配置や容量は、ヒューズボックスのカバーなどに記載されている表示を確認してください。
エンジンルームのヒューズ・リレー
エンジンルーム側のヒューズやリレーを確認するときは、ボンネットを開けます。
エンジンルームには複数のヒューズ・リレーボックスがあります。
エンジンルーム運転席側

エンジンルームの運転席側には、黒い小さなボックスがあります。
カバーを開けると、内部にリレーやヒューズがあります。
ヒューズやリレーの配置は、カバーの表示を確認してください。
外したカバーは、作業後に確実に取り付けます。
エンジンルーム助手席側

助手席側には、バッテリー付近にヒューズ・リレーボックスがあります。
黒いカバーが付いているため、固定部分を確認しながらカバーを外します。

カバーを外すと、中にヒューズやリレーがあります。

ヒューズの配置はカバーに表示されています。
エンジンルーム側には、車両の重要な電装系に関係するヒューズもあります。
むやみにヒューズを抜かず、確認する回路とヒューズの位置を把握してから作業してください。
車内のヒューズボックスは助手席足元付近

車内側のヒューズボックスは、助手席足元付近にあります。
奥まった位置にあるため、そのままでは確認しにくい場合があります。
グローブボックス周辺から確認すると、ヒューズボックスの位置を把握しやすくなります。

車内側には、さまざまな電装品に使用されるヒューズがあります。
ヒューズの名称や配置は、車両の表示を確認してください。
車内側には、仕様によって次のような電装品に関連するヒューズがあります。
- アクセサリー電源
- 室内灯
- 灯火類
- オーディオなどの電装品
年式や仕様によって配置が異なる可能性があるため、「この場所が必ずこのヒューズ」と決めつけず、実車の表示を確認することが重要です。
ヒューズのアンペア数を確認する
ヒューズには、5A、10A、15Aなど容量を示すアンペア数があります。
ヒューズを交換するときは、必ず元と同じ容量のヒューズを使用してください。
たとえば10Aのヒューズが付いていた場所に、15Aや20Aなど容量の大きなヒューズを取り付けるのは避けてください。
規定より容量の大きなヒューズを使用すると、回路を正常に保護できなくなるおそれがあります。
今回確認した車両には、低背タイプのヒューズが使用されています。
交換用ヒューズを購入するときは、形状とアンペア数の両方を確認してください。
ヒューズが切れていたときの注意点
切れたヒューズを新品に交換しても、すぐに再び切れる場合があります。
その場合は、単なるヒューズの寿命ではなく、配線や電装品に異常がある可能性があります。
次のような場合は、原因を確認せずに何度もヒューズを交換しない方が安全です。
- 交換してすぐヒューズが切れる
- 配線を加工した直後に切れた
- 社外電装品を取り付けたあとに切れた
- 焦げたような臭いがする
- ヒューズボックス周辺に異常な発熱がある
原因が分からない場合は、スズキ販売店や整備工場などで点検してもらう方法があります。
ヒューズからACC電源を取る場合の注意
DIYでドライブレコーダーや電装品を取り付けるときに、ヒューズボックスからACC電源などを取り出す方法があります。
ただし、ヒューズボックスから電源を取る場合は、どの回路から取ってもよいわけではありません。
次の点を確認する必要があります。
- ACC時に通電する回路か
- 常時電源の回路ではないか
- 安全装置など重要な回路ではないか
- 電源取り出しヒューズの向き
- 取り付ける電装品の消費電流
電源の種類は、テスターなどを使用して実際に確認する方が確実です。
エアバッグやABSなど安全に関係する回路から電源を取り出すのは避けてください。
ヒューズ交換の基本手順
ヒューズを交換するときの基本的な流れは次のとおりです。
- 車両の電源をOFFにする
- 該当するヒューズの位置を確認する
- ヒューズクリップなどでヒューズを抜く
- 内部の導体が切れていないか確認する
- 同じ形状・同じアンペア数のヒューズを取り付ける
- 電装品が正常に作動するか確認する
ヒューズを外す前に、どの位置に付いていたか確認しておくと戻し間違いを防ぎやすいです。
DIY作業にあると便利な工具
電装品の取り付けやヒューズ確認を自分で行う場合は、工具をそろえておくと便利です。
特に電源を確認する作業では、検電テスターなどがあるとACC電源や常時電源を確認しやすくなります。
まとめ|ハスラーのヒューズはエンジンルームと助手席足元付近
2代目ハスラー(MR52S/MR92S)には、エンジンルームと車内にヒューズ・リレーボックスがあります。
今回のポイントは次のとおりです。
- エンジンルームにヒューズ・リレーボックスがある
- 車内側は助手席足元付近にヒューズボックスがある
- ヒューズの配置はカバーや実車の表示を確認する
- 交換するときは同じアンペア数を使用する
- ヒューズが何度も切れる場合は原因を確認する
- ヒューズから電源を取る場合は回路を確認する
ヒューズは車の電気回路を保護する重要な部品です。
分からないヒューズをむやみに抜いたり、容量の異なるヒューズへ交換したりしないように注意してください。
ハスラー MR52S/MR92Sのパーツ交換方法はこちらも参考にしてください。