「N-BOX JF1/JF2のバッテリーは、どれを選べばいいの?」
「M-42Rと34B17Lのどちらを買えばいい?」
初代N-BOX JF1/JF2のバッテリーは、すべて同じではありません。
大きく分けると、アイドリングストップ搭載車はM-42R、非搭載車では34B17Lや38B19LなどのL端子バッテリーが使われています。
特にターボ車では非アイドリングストップ仕様があるため、「N-BOX JF1だからM-42R」と決めつけると間違える可能性があります。
この記事では、N-BOX JF1/JF2のバッテリーサイズ、M-42Rと34B17Lの違い、選び方、交換方法、交換後の注意点を紹介します。
N-BOX JF1/JF2とは?
ホンダの人気軽自動車がN-BOXです。

N-BOXは世代によって型式が異なります。
- 初代N-BOX:JF1/JF2(2011年〜2017年)
- 2代目N-BOX:JF3/JF4(2017年〜2023年)
- 3代目N-BOX:JF5/JF6(2023年〜)
この記事では、初代N-BOX JF1/JF2を対象にしています。
結論|N-BOX JF1/JF2のバッテリーは2系統ある
初代N-BOX JF1/JF2は、アイドリングストップの有無によってバッテリーが異なります。
- アイドリングストップ搭載車:M-42R
- アイドリングストップ非搭載車:34B17L
非アイドリングストップ車では、車両への適合を確認したうえでB19サイズへ変更できる場合があります。
- 38B19L
- 40B19L
- 44B19L
- 50B19L
- 60B19L
購入前には、現在装着されているバッテリー型式を必ず確認してください。
N-BOX JF1/JF2のバッテリーサイズ

初代N-BOXのバッテリーは、主に次のように分かれます。
アイドリングストップ搭載車
M-42R
アイドリングストップ車では、アイドリングストップ車用バッテリーを使用します。
アイドリングストップ非搭載車
34B17Lが標準搭載されている仕様があります。
また、バッテリー適合表では38B19LなどのB19サイズが適合する車両も確認できます。
特に初期のターボ車などでは、M-42RではなくL端子の通常バッテリーが使われているケースがあります。
ターボ車だからM-42Rとは限らない
N-BOX JF1/JF2では、ターボ車でもアイドリングストップの有無によってバッテリーが異なります。
たとえば、車種別適合データでは次のような例があります。
- アイドリングストップ搭載車:M-42R
- ターボ・アイドリングストップ非搭載車:34B17L
- 仕様によって38B19Lが適合する車両もある
そのため、NA車・ターボ車だけで判断せず、アイドリングストップの有無と現車のバッテリー型式を確認してください。
M-42Rと34B17Lは端子位置も違う
M-42Rと34B17Lでは、端子の向きが異なります。
- M-42R:R端子
- 34B17L:L端子
バッテリー型式の末尾にある「R」「L」は、プラス端子の位置を表します。
RとLを間違えると、車両側のケーブルが届かず装着できないことがあります。
「N-BOXは全部R」と覚えないよう注意してください。
M-42Rと38B19Rは同じではない
M-42Rはアイドリングストップ車用バッテリーの型式です。
一方、38B19Lなどは一般的なJIS型式です。
また、非アイドリングストップ車で使用されるのはL端子です。
そのため、38B19Rではなく、適合表で確認できる38B19Lなどを選びます。
バッテリーはどこにある?

N-BOX JF1/JF2のバッテリーは、エンジンルーム内にあります。
バッテリー上面や側面には型式が表示されています。
購入前に、現在装着されているバッテリーへ書かれている型式を確認してください。
バッテリー型式の確認方法
現在のバッテリーに、次のような表示があります。
- M-42R
- 34B17L
- 38B19L
補修用バッテリーでは、標準搭載品より性能ランクの高い品番が付いている場合もあります。
その場合も、次の条件が合っているか確認してください。
- アイドリングストップ対応か
- 外形サイズ
- 端子位置
- 端子サイズ
- 車種適合
アイドリングストップ車は専用バッテリーを選ぶ
N-BOXのアイドリングストップ搭載車では、専用バッテリーを使用します。
アイドリングストップは、エンジン停止と再始動を頻繁に行うため、通常車よりバッテリーへの負担が大きくなります。
アイドリングストップ車へ通常車用バッテリーを使用すると、短寿命になったり、アイドリングストップが正常に作動しなくなったりする可能性があります。
非アイドリングストップ車はB19へサイズアップできる場合がある
34B17L装着車では、車両への適合を確認したうえでB19サイズを選べる場合があります。
代表例は次のとおりです。
- 38B19L
- 40B19L
- 44B19L
- 50B19L
- 60B19L
ただし、性能ランクの数字だけを見て選ぶのではなく、必ずバッテリーメーカーの車種別適合表を確認してください。
バッテリーの交換時期
バッテリーの寿命は、使用環境や走行条件によって異なります。
元記事では「3年程度」としていましたが、年数だけで一律に交換時期を決める必要はありません。
次のような症状がある場合は点検を検討してください。
- エンジン始動時のセルモーターが弱い
- アイドリングストップしにくくなった
- 長期間バッテリーを使用している
- バッテリーテスターで性能低下が出た

カー用品店や整備工場などでバッテリーチェックをしてもらう方法もあります。
バッテリー交換に使用する工具
- スパナまたはレンチ
- バッテリー固定ステーを外す工具
- 作業用手袋
- 必要に応じてメモリーバックアップ
バッテリーは重量があります。
取り外す際は、腰や手を傷めないよう注意してください。
バッテリー交換前の注意点
作業する前に、次のことを確認します。
- エンジンを停止する
- ライトをOFFにする
- オーディオなどの電装品をOFFにする
- キーを車内へ置いたまま作業しない
工具がプラス端子と車体金属部へ同時に触れるとショートする危険があります。
バッテリーを外すと設定がリセットされる場合がある
バッテリーを外すと、車両への電源供給が止まります。
そのため、次のような設定がリセットされる場合があります。
- 時計
- オーディオ設定
- ナビ設定
- 一部の車両学習値
設定を残したい場合は、メモリーバックアップを使用する方法があります。
ただし、メモリーバックアップ使用中は車両側に電源が残るため、ショートにはより注意してください。
N-BOX JF1/JF2のバッテリーの外し方
基本的な取り外し手順は次のとおりです。
- エンジンを停止する
- バッテリー固定ステーを外す
- マイナス端子を外す
- プラス端子を外す
- バッテリーを車両から取り出す
バッテリー端子は、マイナス側から先に外します。
なぜマイナス端子から外す?
車体の金属部分はバッテリーのマイナス側と接続されています。
プラス端子を先に外そうとしているときに、工具が車体へ触れるとショートする危険があります。
マイナス端子を先に外すことで、そのリスクを減らせます。
バッテリー交換動画
バッテリー交換の基本的な流れはこちらの動画でも確認できます。
動画はワゴンRですが、端子を外す順番など基本的な流れは同じです。
新しいバッテリーの取り付け方
取り付けは、基本的に取り外しと逆の手順です。
- 新しいバッテリーを正しい向きに置く
- 固定ステーを取り付ける
- プラス端子を接続する
- マイナス端子を接続する
- 端子の緩みを確認する
取り付け時はプラス端子から接続します。
端子を締めすぎない
バッテリー端子は、外れないよう確実に固定します。
ただし、必要以上に強く締め付けると端子やターミナルを傷める可能性があります。
取り付け後、端子を手で軽く動かしても回らないことを確認してください。
工具によるショートに注意
バッテリー交換でもっとも注意したいのがショートです。
プラス端子と車体金属部へ工具を同時に接触させないでください。
絶縁処理された工具を使用する方法もあります。
バッテリー交換後のアイドリングストップ
バッテリー交換後、アイドリングストップがすぐに作動しない場合があります。
アイドリングストップは、バッテリー状態だけでなく、次のような条件によっても作動が変わります。
- エンジン水温
- 外気温
- エアコン使用状態
- バッテリー充電状態
- 車両の使用状況
以前の記事にあった「ACC→ON→始動→1分を4回」というリセット方法は、公式資料で確認できなかったため削除しています。
交換後も長期間アイドリングストップが復帰しない場合は、Honda販売店や整備工場で確認してください。
ナビやオーディオの設定も確認する
バッテリー交換後は、ナビやオーディオが再起動する場合があります。
仕様によってはセキュリティコードや再設定が必要になることがあります。
交換前に、ナビの取扱説明書や必要な情報を確認しておくと安心です。
N-BOXのバッテリー価格

バッテリー価格は、メーカー、性能ランク、保証内容、購入場所によって変わります。
元記事では約15,000円としていましたが、現在の価格は商品ごとに異なるため、購入時に確認してください。
ネット通販で購入するときの注意点
ネット通販では価格を比較しやすいですが、型式を間違えないことが重要です。
特にN-BOX JF1/JF2では、次の間違いに注意してください。
- M-42Rと34B17Lを間違える
- RとLを間違える
- アイドリングストップ非対応品を選ぶ
- 車種名だけで判断する
「N-BOX JF1対応」と書かれていても、年式・グレード・アイドリングストップの有無まで確認してください。
使用済みバッテリーの処分方法
使用済みの自動車用バッテリーは、通常の家庭ごみとして捨てられない地域が多いです。
次のような場所で回収してもらえる場合があります。
- カー用品店
- 自動車整備工場
- バッテリー販売店
- ネット通販の回収サービス
回収条件や料金は店舗によって異なるため、購入前に確認してください。
よくある質問

Q. N-BOX JF1/JF2のバッテリーはM-42R?
A. アイドリングストップ搭載車はM-42Rです。ただし、非アイドリングストップ車では34B17Lなどが使われています。
Q. ターボ車はどのバッテリー?
A. ターボ車でも仕様によって異なります。非アイドリングストップ仕様では34B17Lや38B19Lなどが使われるケースがあります。現車確認が必要です。
Q. 34B17Lから38B19Lへ交換できる?
A. 車種別適合表でB19サイズへの変更が認められている車両があります。必ずバッテリーメーカーの適合表を確認してください。
Q. M-42Rと38B19Lは同じ?
A. いいえ。規格も用途も異なります。M-42Rはアイドリングストップ車用、38B19Lは一般的なJIS型式です。
Q. N-BOXはR端子?
A. 一律ではありません。M-42RはR端子、34B17Lや38B19LはL端子です。
Q. バッテリーを外す順番は?
A. マイナス端子から外します。取り付け時はプラス端子から接続します。
Q. アイドリングストップ車に普通のバッテリーを使える?
A. おすすめできません。アイドリングストップ車には対応バッテリーを使用してください。
まとめ|N-BOX JF1/JF2は現車のバッテリー型式を確認する
N-BOX JF1/JF2のバッテリーは、すべて同じではありません。
- アイドリングストップ搭載車:M-42R
- アイドリングストップ非搭載車:34B17L
- 非搭載車は適合確認のうえB19へ変更できる場合がある
- ターボ車でも仕様によってバッテリーが異なる
- M-42RはR端子
- 34B17L・38B19LはL端子
- 購入前に現車のバッテリー型式を確認する
- 取り外しはマイナス端子から
- 取り付けはプラス端子から
特に初代N-BOXは、年式・グレード・アイドリングストップの有無によってバッテリーが変わります。
「JF1だからM-42R」と決めず、現在装着されているバッテリーとメーカーの車種別適合表を確認してから購入してください。
アイドリングストップ車用バッテリーはこちら。
DIY作業を行う場合は、工具も事前に準備しておくと作業しやすいです。
