アルト(HA24S/HA24V型)のヒューズボックス位置を紹介します。
HA24系アルトのヒューズボックスは、主に次の2か所にあります。
- エンジンルーム内
- 運転席足元
ヒューズは、電装品に異常が出たときや、後付け部品の電源を確認したいときに見ることが多い部分です。
ただし、ヒューズの容量を間違えると配線や電装品を傷める原因になるため、交換するときは必ず現車の表示、取扱説明書、外したヒューズのアンペア数を確認してください。
ヒューズとは?

ヒューズは、電気回路に過大な電流が流れたときに回路を保護する部品です。
車では、ライト、ルームランプ、ワイパー、オーディオ、シガーソケットなど、多くの電装品にヒューズが使われています。
ショートや電装品の不具合が起きると、ヒューズが切れて電流を止め、配線や機器の損傷を防ぎます。
「急にルームランプが点かない」「シガーソケットが使えない」「ワイパーが動かない」といった症状では、ヒューズ切れを確認することがあります。
6代目アルトのHA24系

この記事で扱う車両は、6代目アルトのHA24系です。
| メーカー | スズキ |
|---|---|
| 車名 | アルト |
| 世代 | 6代目 |
| 主な型式 | HA24S / HA24V |
| エンジン | K6A |
HA24Sは乗用系、HA24Vはバン系で使われる型式です。
基本的なヒューズボックス位置は近いですが、年式、グレード、装備によってヒューズの割り当てや表示が異なる場合があります。
作業前には、自分の車検証で型式を確認してから進めてください。
使用する工具
ヒューズボックスの位置確認だけなら、基本的に大きな工具は使いません。
- ヒューズ抜き
- ラジオペンチ
- 懐中電灯
- 検電テスター
ヒューズ抜きが車載されていない場合は、先の細いラジオペンチがあると作業しやすいです。
ただし、金属工具を使う場合はショートに注意してください。
ヒューズを抜くときはエンジンを止め、電装品のスイッチを切った状態で作業します。
アルトHA24S/HA24Vのヒューズボックス位置

アルトHA24S/HA24Vのヒューズボックスは、主に2か所あります。
- エンジンルーム内のヒューズボックス
- 運転席足元のヒューズボックス
どちらを見るかは、不具合が出ている電装品によって変わります。
ヘッドライトや走行に関係する回路はエンジンルーム側、室内灯やワイパーなどは車内側にまとまっていることがあります。
ただし、すべての装備が必ず同じ場所とは限らないため、最終確認はヒューズボックスのカバー裏や室内の表示ラベルで行います。
エンジンルーム側のヒューズボックス
エンジンルーム側を確認するときは、ボンネットを開けます。
アルトHA24系のエンジンルーム内ヒューズボックスは、助手席側、バッテリー付近にあります。

黒いカバーが付いているため、サイドのフックを押してカバーを外します。
無理にこじるとフックが割れることがあるので、引っかかっている場所を確認しながら外してください。
カバーを外すと、中にヒューズやリレーが入っています。
ヒューズの位置や名称は、カバー裏の表示で確認できます。

エンジンルーム側には、ヘッドライト、フォグランプ、燃料系、シガーソケット系などに関係するヒューズが配置されている場合があります。
シガーソケットやオーディオが使えない場合でも、車内側だけでなくエンジンルーム側の表示も確認しておくと見落としを減らせます。
車いじりや後付け電装品の作業では、車内側のヒューズボックスを確認することが多いです。
運転席足元のヒューズボックス

車内側のヒューズボックスは、運転席足元にあります。
場所は、足元の左奥付近です。運転席に座った状態で、ペダルまわりの奥をのぞき込むと確認できます。
暗い場所なので、懐中電灯があると見やすいです。

車内側には、エンジンルーム側よりも細かい電装品のヒューズが多く並んでいます。
記事中の写真では、次のような表示が確認できます。
- テールランプ:10A
- ルームランプ:15A
- ストップランプ:15A
- ワイパー:15A
ただし、ここに書いた容量は確認例です。
実際に交換するときは、必ず自分の車の表示ラベルと外したヒューズのアンペア数を確認してください。

運転席足元の上部にある表示ラベルで、ヒューズの位置とアンペア数を確認できます。
ヒューズ本体にもアンペア数が書かれています。
同じ色・同じ数字のヒューズを使うのが基本です。
注意:指定より大きいアンペア数のヒューズを入れると、ヒューズが切れる前に配線側へ負担がかかるおそれがあります。アンペア数は自己判断で変更しないでください。
ヒューズを確認するときの注意点
ヒューズ切れを確認するときは、次の点に注意してください。
- エンジンを停止してから作業する
- 電装品のスイッチを切る
- 外したヒューズと同じアンペア数を使う
- ヒューズを抜いた場所を間違えない
- 何度も切れる場合は原因を先に点検する
ヒューズが切れたからといって、交換すれば必ず直るとは限りません。
ショート、後付け部品の配線ミス、電装品本体の故障が原因でヒューズが切れることもあります。
交換してもすぐに切れる場合は、容量を上げるのではなく、配線や電装品側を点検してください。
電源取り出しに使う場合の注意
ヒューズボックスは、DIYでドラレコ、ETC、レーダー探知機などの電源を取るときにも使われます。
その場合は、常時電源、ACC電源、IG電源の違いを確認する必要があります。
検電テスターを使い、キーOFFで通電しているか、ACCやONで通電するかを確認してから配線してください。
ヒューズ電源を使う場合も、元のヒューズ容量や取り付け向き、追加する機器の消費電流を確認することが大事です。
不安がある場合は、無理に作業せず、整備工場やカー用品店に相談した方が安全です。
アルトHA24S/HA24Vのヒューズ位置まとめ
アルトHA24S/HA24Vのヒューズボックスは、エンジンルーム内と運転席足元の2か所にあります。
エンジンルーム側はバッテリー付近の黒いカバー内、車内側は運転席足元の奥にあります。
ヒューズの位置とアンペア数は、カバー裏や表示ラベルで確認できます。
ヒューズ交換では、同じアンペア数のヒューズを使うことが重要です。
アルト(HA24S/24V型)のパーツの外し方まとめ
⇒ 【アルト(HA24S/24V型)】パーツの取り外しや交換方法
パーツ取付け、車いじり、DIY作業の参考になればと思います。
