N-WGNのタイヤ交換で特に気をつけたいのが、ホイールナットの締め付けトルクです。
ナットは強く締めれば安心、というものではありません。
締め付け不足は走行中の緩みにつながり、締め過ぎはハブボルトやホイールを傷める原因になります。
自分でタイヤ交換をするなら、最後の本締めはトルクレンチで確認しておくと安心です。

N-WGNのホイールナット締め付けトルク
現在N-WGNは、初代と2代目に分かれます。
型式は異なりますが、締め付けトルクは同じです。
| 車種 | 型式 | 締め付けトルク |
|---|---|---|
| 初代N-WGN | JH1/JH2 | 108N・m |
| 2代目N-WGN | JH3/JH4 | 108N・m |
N-WGNの締め付けトルクは、108N・m(11kgf・m)です。
ナットソケットは19mm
年式やグレード、装着しているホイールによって確認すべき点は変わるため、実際に作業する前には車両の取扱説明書、運転席ドア付近の表示、現在装着されているホイール・ナットを確認してください。
トルクレンチを使う理由

トルクレンチは、決められた力でボルトやナットを締め付けるための工具です。
ホイールナットは手の感覚だけで締めると、締める人や工具の長さによって力のかかり方が大きく変わります。
トルクレンチを使うことで、締め付け不足や締め過ぎを防ぎやすくなります。
タイヤ交換用のトルクレンチは、軽自動車から普通車まで使える範囲のものが多いですが、購入前に対応トルク範囲と付属ソケットを確認してください。
商品ページに掲載されている仕様や価格は変わることがあります。
購入するときは、対応トルク範囲、付属ソケット、差込角、最新価格を販売ページで確認してください。
N-WGNのタイヤ交換で必要になるもの
- トルクレンチ
- 19mmソケット
- ホイールナットレンチ、またはクロスレンチ
- ジャッキ
- 輪止め
- 軍手や作業手袋
トルクレンチは本締め用です。固く締まったナットを緩めるために使うと、工具を傷めることがあります。ナットを緩める作業には、ホイールナットレンチやクロスレンチを使います。
締め付けの基本手順

- 車を平らで安全な場所に停める
- パーキングブレーキをかけ、輪止めをする
- ジャッキアップ前にホイールナットを少しだけ緩める
- 指定位置にジャッキをかけて車体を上げる
- タイヤを交換し、ナットを手で数回まわして仮締めする
- 対角線の順番で少しずつ締める
- 車体を下ろしてから、トルクレンチを108N・mに設定して本締めする
- 走行後に緩みがないか確認する
4穴ホイールの場合は、向かい合うナットを順番に締めると、ホイールが偏って取り付くのを防ぎやすくなります。
締め過ぎにも注意

トルクレンチを使っていても、合図が出たあとにさらに力をかけ続けると締め過ぎになります。
設定トルクに達して「カチッ」と反応したら、それ以上は無理に締め込まないようにしてください。
何度もカチカチ鳴らす使い方も、過剰な締め付けにつながることがあります。
インパクトレンチを使う場合も、本締めはトルクレンチで確認するのが基本です。
純正ホイールと社外ホイールではナット形状に注意
N-WGNに限らず、純正ホイールと社外ホイールでは、使用するホイールナットの座面形状が違うことがあります。
座面形状が合っていないナットを使うと、規定トルクで締めても正しく固定できないことがあります。
スタッドレスタイヤ用に社外ホイールを使っている場合は、ホイールに合ったナットを使っているか確認してください。
⇒ ホンダ車のホイールナットサイズ|社外ホイールの球面座・テーパー座に注意
まとめ

N-WGNのホイールナット締め付けトルクは、108N・m(11kgf・m)です。
ナットソケットは19mmを使用します。
タイヤ交換では、締め付け不足も締め過ぎもトラブルの原因になります。最後の本締めはトルクレンチを使い、対角線の順番で均等に締めるようにしてください。
また、純正ホイールと社外ホイールではナットの形状が違う場合があります。
タイヤを交換するときは、トルクだけでなく、ナットの座面形状もあわせて確認しておくと安心です。
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