ダイハツ・タントの取付作業。
「タントのバッテリーはどうやって選べばいいの?」
「自分でバッテリー交換したいけどどうすればいいの?」
タント L350型(2003年-2007年)のバッテリーサイズ、交換方法や価格を紹介します。
目次
タント
<タントの種類>
- 初代タント L350S/L360S型(2003年 – 2007年)
- 2代目タント L375S/L385S型(2007年 – 2013年)
- 3代目タント LA600S/LA610S型(2013年 – 2019年)
- 4代目タント LA650S/LA660S型(2019年 – )
こちらのページは、「初代タント L350S系(2003年-2007年 )」のバッテリーです。
- メーカー:ダイハツ
- 車名:タント
- L350
- 2003年-2007年
作業には工具が必要です。
作業時は、破損や怪我に注意してください。
バッテリーの使用年数は?
車のバッテリーは、重要な役割を果たすパーツです。
バッテリーがなければ、エンジンをかけることができません。
そのバッテリーは、使うほど消耗します。
バッテリーの交換時期は、バッテリーテスターで確認することができ、ガソリンスタンドやカーショップでバッテリーの無料点検を行なっているところも多いです。
バッテリーの使用年数も3年以上経過すると性能が低下してきます。
性能が低下するとエンジンの掛かりが悪くなったり、最悪エンジンがかからなくなります。
バッテリー消耗品なので定期的な交換が必要になるパーツです。
タントのバッテリーサイズは?
タントのバッテリーは、エンジンルームの助手席側にあります。
バッテリーの上部には、サイズが記載されています。
タントのバッテリーサイズ:26B17L
寒冷地仕様車やL360型のタントは、44B20Lを搭載時ています。
ここでは26B17Lのバッテリーについて書いています。
※タントのバッテリーは26B17Lですが、念のため車のバッテリーを確認してください。グレードや仕様によって異なる場合があります。寒冷地仕様は44B20Lです。
バッテリーの表記の最後に、アルファベットのLかRが記載されています。
バッテリーは、LとRの2種類あり、L、Rは端子の+と-の位置を表します。
バッテリーのプラス端子側から見た位置
- +端子が左側にあるとき ⇒ Lタイプ
- +端子が右側にあるとき ⇒ Rタイプ
タントのバッテリーの端子の表示は、26B17L(L)になります。
端子の表示が26B17Rというバッテリーもありますが、こちらは装着することができません。(バッテリーの端子の位置が違います)
バッテリー性能
バッテリーの頭の数字は、性能ランクです。
性能ランクは、バッテリーの総合性能を表し、数値が大きいほど性能がよくなります。
タントは、26B17Lが純正ですが、34B17L/38B17L/44B17Lなども装着可能です。
数値が大きいほど性能が良くなりますが、バッテリーの価格は高くなります。
バッテリーの交換方法
バッテリー交換には工具が必要です。
【使用する工具】
・スパナ
・グローブ等
バッテリーを外す際に、工具と車両の金属部分が触れるとショートする可能性もあります。慎重に作業してください。
安全のために、ゴム手袋などをしたほうが良いです。
不安な方は、ショート防止の樹脂コーティングされたレンチもあります。
樹脂コーティングされた工具を使用することでショートのリスクは減ります。
車のバッテリーを外すと、その間は電気が流れないため、車の機器がリセットされます。
リセットされた後の設定が面倒だと思う方は、このようなパーツがあります。
時計設定など面倒な作業はしたくない方は、用意するといいかもしれません。
バッテリーの外し方
バッテリー交換手順です(外し方)
- ステーを外します
- マイナス端子を外します
- プラス端子を外します
- バッテリーを取り出します
バッテリーの外し方動画(ワゴンRですが基本的流れは同じです。)
バッテリーの取り付け方
取り付けは逆の手順です。
- バッテリーを戻します
- プラス端子から取り付けます
- マイナス端子を取り付けます
バッテリー交換作業中に、工具と車両の金属部分が触れるとショートする可能性もあります。慎重に作業してください。
バッテリー交換後は、パワーウィンドウなどの初期設定が必要になる場合があります。
(例)
パワーウインドウスイッチをDOWN操作してウインドウを全開。
次に、パワーウインドウスイッチをUP操作してウインドウを全閉停止し、スイッチをそのままUP側に2秒以上保持。
バッテリーの金額
タントのバッテリー26B17Lの価格。
寒冷地仕様車やL360型のタントは、44B20Lを搭載時ています。
バッテリー価格は、約6000円ぐらいからです。いくつかのメーカーからバッテリーが販売されています。
26B17Lは、34B17L/38B17L/44B17Lと容量が違うだけでサイズは同じなので装着できます。
40B19Lも装着が可能ですが、バッテリーのトレイサイズやステーのサイズを確認してください。同じサイズ(B17L)を選んだ方が確実です。
日産純正 ピットワーク Xシリーズ バッテリー 44B19L (26B17L/28B17L/32B17L/34B17L/38B17L/28B19L/34B19L/...
バッテリー表示の前の数字は、バッテリー容量です。(数値が大きいほど容量があり、性能が高いです。)
購入時にはサイズに注意してください。
※必ず乗っている車のバッテリーのサイズ、端子位置を確認して下さい。
バッテリー処分方法
交換後のバッテリー処分は、バッテリーを回収する業者があります。
また、カーショップなどでも引き取ってくれることがあるので確認をしてください。
バッテリー処分費用の相場は500円〜1,000円ぐらいです。
他には、バッテリーの回収サービスがついているものあり、購入した時に、返送できるように伝票がついているものがあります。
送り状を貼って、交換後のバッテリーを返送します。
もし、取付作業に自信がない方は、カーショップでの購入や持ち込み取り付けを考えるといいかもしれません。
作業時は、パーツの破損や怪我に注意して作業してください。
今回は、タントのバッテリー交換方法を紹介しました。
パーツの交換、取付時の参考になればと思います。
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